欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ映画を上映する映画祭「EUフィルムデーズ2025」が開催されるとわかった。5月9日に大阪・テアトル梅田で開幕し、6月28日から東京のシアター・イメージフォーラムでも実施。その後、愛知、福岡、京都でも順次開催される。
今回は映画祭初の試みとしてアニメーション作品に焦点を当て、27カ国より集まった長編13本・短編31本を上映する。解禁されたポスタービジュアルのデザインには、ジョアン・ゴンザレス監督作「氷商人」の一幕が用いられた。
長編13作品のうち、8作品が日本初公開。ラインナップには「愛しのクノール」などを手がけたマッシャ・ハルバースタットによる「キツネのフォスとウサギのハース~森を救え~」、ロカルノ国際映画祭で上映された「名画泥棒 ルーベン・ブラント」などが並ぶ。さらに「マロナの幻想的な物語」の
EUフィルムデーズ2025
2025年5月9日(金)~29日(木)大阪府 テアトル梅田
2025年6月28日(土)~7月11日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム
2025年7月下旬 愛知県 ナゴヤキネマ・ノイ
2025年8月20日(水)~24日(日)、27日(水)~30日(土)福岡県 福岡市総合図書館映像ホール・シネラ
2025年9月 京都府 京都文化博物館
上映作品(長編)
「アクメッド王子の冒険」監督:ロッテ・ライニガー
「イカロスとミノタウロス」監督:カルロ・ヴォーゲレ ※日本初公開
「イヌとイタリア人、お断り!」監督:アラン・ウゲット
「スルタナの夢」監督:イサベル・エルゲラ
「アイランド」監督:アンカ・ダミアン ※日本初公開
「ドンとDJの大冒険 ~セントラルパークの仲間たち~」監督:ジェレミー・デグルソン ※日本初公開
「名画泥棒 ルーベン・ブラント」監督:ミロラド・クルスティッチ ※日本初公開
「農民」監督:DK・ウェルチマン、
「キツネのフォスとうさぎのハース~森を救え~」監督:マッシャ・ハルバースタット ※日本初公開
「ビッグ・マン」監督:ラデク・ベラン ※日本初公開
「フリー」監督:ヨナス・ポーヘア・ラスムセン
「ニコ ~サンタのそりを救え!~」監督:カリ・ユーソネン、ヨルゲン・レルダム ※日本初公開
「心の法」監督:ロゼ・スティエブラ ※日本初公開
※記事初出時、本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正します
アンカ・ダミアンの映画作品
リンク
シネフィルDVD @cinefilDVD
わっ、先日動画をリツイートしたロッテ・ライニガーの『アクメッド王子の冒険』もある! この影絵アニメーションをスクリーンで観られるのは嬉しい! https://t.co/FuLccaIhxe