実話をもとにした映画「
同作の舞台はアメリカ・ニューヨークに実在する最重警備のセキュリティを誇るシンシン刑務所。無実の罪で収監されたディヴァインGと収監者たちが更生プログラムの舞台演劇を通して友情を育み、現状を打破しようともがく様子がつづられる。
このたび公開されたのは、刑務所内で幅を利かせるディヴァイン・アイが、収監者の1人を脅して金を巻き上げようとするシーン。「何をしようと構わねえが全額きっちり返せ。でなきゃ面の皮を剥ぐぞ」と威圧する様子を見ていたディヴァインGが、「演技力を拝見、と思って。うまい使い方だな」と褒めるも、ディヴァイン・アイに「演技だと? わかってねえ」と鼻で笑われる様子が映し出される。
元収監者であるマクリンは、実際にRTA(芸術を通しての更生)プログラムに参加し、現在は同プログラムのコンサルタント兼アンバサダーを務めている。本作で本格的な俳優デビューを果たした彼は、舞台演劇との出会いについて「舞台の男たちが、自由に自分自身をさらけ出しているように見えた。刑務所で大勢と暮らしていると、普通は自分のやりたいことなんてできない。泣くような“弱い”行動を取る姿を、誰にも見せてはいけない。でも、舞台の上では違った」と振り返った。
マクリンは脚本の執筆にも参加。ディヴァイン・アイによるビジネスのシーンは、彼が自身の体験を監督の
「シンシン/SING SING」は、4月11日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。
映画ナタリー @eiga_natalie
刑務所の問題児が俳優に、本人役クラレンス・マクリンに焦点当てた「シンシン」新映像
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