ミュージシャンのレッド・ベリーに迫るドキュメンタリー、5月に公開

ミュージシャンのレッド・ベリーに迫るドキュメンタリー映画「Lead Belly - The Man Who Invented Rock & Roll」が「ロックの礎を築いた男：レッド・ベリー ビートルズとボブ・ディランの原点」の邦題で、5月23日より東京の池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

アメリカのルイジアナ州で生まれ1900年代の前半に活動したベリーは、その後のロックシーンに多大な影響を与えた。ニルヴァーナのカート・コバーンが多大な影響を受け、カバーしたことでも知られている。本作にはオデッタ、ピート・シーガー、ハリー・ベラフォンテ、B.B.キング、ジョーン・バエズらミュージシャンが多数出演。レッド・ベリーの姪であるクイーン・“タイニー”・ロビンソン、民族音楽学者ジョン・ローマックスの息子アランの証言から、その波乱に満ちた人生がつづられる。12弦ギターの名手であったレッド・ベリーの演奏風景や歌声を保存したアーカイブ映像、ポール・マッカートニーがカバーする模様も収められた。