重盛さと美「ベターマン」宣伝アンバサダー就任にドッキリ疑う「めちゃイケじゃないんだ！」

映画「BETTER MAN／ベター・マン」の宣伝アンバサダー就任イベントが本日2月28日に東京・神楽座で行われ、モデル・タレントの重盛さと美が登壇した。

「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシーが監督を務めた本作は、ボーイズグループ・TAKE THATのメンバーとして1990年にデビューし、その後ソロアーティストとして世界的に成功したロビー・ウィリアムスの半生を描いたミュージカル。その姿はサルのビジュアルで表現された。

重盛は「あっという間で、まばたきするのがもったいないくらいすごくオシャレ。圧巻の映像でした。ファッションは私の好みにド刺さりしました」と鑑賞した感想を伝え、「かけているサングラス1つをとってもこだわっているんだなと伝わってきた。きっとオシャレでイケている人たちが作ったんだな、と思いました」と目を輝かせる。宣伝アンバサダーの就任はドッキリだと思っていたそうで「まだ信じていないです！“ サル”が主人公の映画だからきっとどこかでバーンって岡村（隆史）さんが出てくるんだろうなと思って。そうしたら全然出てこなくて『めちゃイケ』じゃないんだ！って」と話して観客を笑わせた。

劇中ではロビーが公の場で見せる自分と素顔の自分とのギャップに葛藤する様子も描かれる。同様の経験があるか問われた重盛は「逆にギャップをうまく使っているので、そこで悩むことはあまりないです」と返答。テレビなどのタレント業ではかわいらしい服装を着用しているが、Instagramにはボーイッシュの私服しかアップしないというセルフプロデュース術を語る。さらに本作で“グッと来た”ポイントが「祖母との絆」だと明かし、「ロビーに対して『ありのままでいいんだよ』と優しく言葉を添えてくれたり、おばあちゃんの一言一言が温かくてすごくグッときました」と伝えた。

最後に重盛は「自分の個性だったりコンプレックスが意外と輝く武器になるんじゃないかなと、自信が持てるようになる作品です。スターの光と影がリアルに出ていると思うので、エンタテインメントの世界を目指している人にはぜひ観てほしいですね！」と呼びかけ、イベントは終了した。

「BETTER MAN／ベター・マン」は3月28日より全国ロードショー。ウィリアムスのほか、ジョノ・デイヴィス、スティーブ・ペンバートン、アリソン・ステッドマンがキャストに名を連ねた。なお第97回アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされている。

映画「BETTER MAN／ベター・マン」特報第2弾