映画「太陽(ティダ)の運命」の本予告がYouTubeで公開。監督・
本作は、1972年の本土復帰後に沖縄県知事となった大田昌秀(任期:1990年から1998年)と翁長雄志(任期:2014年から2018年)の軌跡を追いながら、沖縄現代史に切り込んでいくドキュメンタリー。第4代知事の大田は軍用地強制使用の代理署名拒否、第7代知事の翁長は辺野古埋め立て承認の取り消しによって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。
予告編には国と激しく対峙した2人の様子を収録。大田が「沖縄はなんですか? 沖縄は日本ですか?」と口にする様子や、翁長が「沖縄だけに押し付けるのは差別ではないでしょうか?」「辺野古に新基地を作らせないという私の決意は微塵も揺らぐことはありません」と語る姿などが収められた。
佐古は「47都道府県のリーダーの中で最も特異な存在。それが沖縄県知事ではないかと思います。沖縄の米軍統治と引き換えに復興の道をひた走った本土との差をいかに縮め、本来の沖縄の姿を取り戻すか、その道筋はいかにあるべきか、その課題の中で、常に『保守か革新か』『基地か経済か』の選択を迫られてきた沖縄の象徴と言えます」と述懐。そして「今回スポットを当てる大田知事と翁長知事は、かつて深く激しく対立していた間柄でした。その二人が、いつのまにか同じ道を歩み、重なっていく姿に、何がみえるでしょうか。そこに至る人間のドラマにもぜひご注目ください」と呼びかけた。
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映画「太陽(ティダ)の運命」予告編
佐古忠彦 コメント
47都道府県のリーダーの中で最も特異な存在。それが沖縄県知事ではないかと思います。沖縄の米軍統治と引き換えに復興の道をひた走った本土との差をいかに縮め、本来の沖縄の姿を取り戻すか、その道筋はいかにあるべきか、その課題の中で、常に「保守か革新か」「基地か経済か」の選択を迫られてきた沖縄の象徴と言えます。重圧を背負いながら、国と、アメリカと、県民と、そして自分自身と向き合い続ける8代の知事の中で今回スポットを当てる大田知事と翁長知事は、かつて深く激しく対立していた間柄でした。その二人が、いつのまにか同じ道を歩み、重なっていく姿に、何がみえるでしょうか。そこに至る人間のドラマにもぜひご注目ください。
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金城ガンヂ(選挙系フリーライター) @3issingpiece
沖縄は日本ですか?国と激しく対峙した沖縄県知事2人の軌跡追う「太陽の運命」3月から上映開始
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