沖縄県知事・大田昌秀と翁長雄志の軌跡を追うドキュメンタリー公開、監督は佐古忠彦

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「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」「生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事」で知られる映画監督・佐古忠彦が、沖縄現代史に切り込んだ新作「太陽(ティダ)の運命」が4月19日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

「太陽の運命」ポスタービジュアル

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「太陽の運命」場面写真

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「太陽の運命」場面写真

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琉球放送創立70周年記念作品にあたる本作は、国と法廷で闘った2人の沖縄県知事・大田昌秀(任期:1990年から1998年)と翁長雄志(任期:2014年から2018年)の軌跡を追うドキュメンタリー。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田と第7代知事の翁長はともに県民から幅広い支持があり、保革にとらわれず県政を運営した。大田は1995年に軍用地強制使用の代理署名拒否、翁長は2015年に辺野古埋め立て承認の取り消しによって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにする。

佐古は、それぞれの信念に生きた2人の知事の闘いをたどり、その人間的な魅力にも光を当て、彼らの人生に関わった多くの人々の貴重な証言を交えて沖縄現代史に切り込んだ。語りはアナウンサーの山根基世が担当した。 なおタイトルの「ティダ」は太陽を意味し、沖縄での首長=リーダーを表した言葉だ。「太陽の運命」は3月22日に沖縄・桜坂劇場で先行上映となる。

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©2025 映画「太陽の運命」製作委員会

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友利頌雅 @juga_tomori

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