アカデミー賞10部門ノミネート「ブルータリスト」先行上映&IMAX上映決定

第97回アカデミー賞で作品賞を含む10部門ノミネートを果たした「ブルータリスト」が、2月11日より東京・TOHOシネマズ 日比谷で先行上映決定。あわせて本作がIMAXのスクリーンにかけられるとわかった。

本作は第2次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートの物語。見知らぬ土地と異なる文化で移民として苦境にさらされた彼の30年にわたる半生がつづられる。

ブラディ・コーベットが監督賞、ラースローを演じたエイドリアン・ブロディが主演男優賞にノミネートされ、妻・エルジェーベト役のフェリシティ・ジョーンズが助演女優賞、ラースローが米ペンシルベニアで出会う実業家ハリソン役のガイ・ピアースが助演男優賞の候補に。加えて脚本賞、作曲賞、編集賞、撮影賞、美術賞でも受賞のチャンスを手に入れている。

上映尺は215分となっており、各100分の第1・2章の間に15分間のインターミッションが設けられている本作。このたび、先行上映の入場者特典としてインターミッション中に読むために作られた非売品の冊子「特製ミニブローシャ」の配布も決定した。同冊子はラースローのクリエイションにおける歴史を紐解く内容となっており、15分の間に読むことで第2章への理解が深まっていくような仕掛けになっている。チケットは劇場窓口と劇場公式サイトにて順次発売予定だ。

「ブルータリスト」は2月21日より全国で公開。ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディもキャストに名を連ねた。

映画「ブルータリスト」特報