原田マハの同名小説をもとにした同作の舞台は、空と海、雪が降り積もった道以外は何もない架空の町“尽果(つきはて)”。人生の終わりの地を求めて尽果にたどり着いた料理人・及川紫紋が、小さな食堂「まぐだら屋」の店主・有馬りあ(通称マリア)や彼女が作る料理との出会いによって救われ、生き直す勇気を得る様子が描かれる。
尾野演じるマリアは、衣服から首の傷が見え隠れする謎多き女性。笑顔の裏には壮絶な過去があり、ある日突然“尽果”から消えるという。尾野は「ひとつひとつのお芝居を皆様の心に届きますように大切に頑張ります!」と意気込んだ。
そして藤原は、マリアや尽果の人々との関わりで少しずつ変わっていく紫紋役に起用された。藤原は「プレッシャーもありますが、身の丈に合ったといいますか、立派でない僕自身が持つ等身大の魂で、この物語の銀世界に溶け込みたいと思います」と心境をつづる。
脚本は映画「正体」の小寺和久、演出は「西の魔女が死んだ」の
特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」
NHK BSプレミアム4K 2025年3月29日(土)21:00~22:29、22:29~23:58
※全2話
尾野真千子 コメント
久しぶりの雪国北海道での撮影です! 楽しみでしかたありません。
監督とはリアルというよりもファンタジーのようなものにしたいとお話しさせていただきました。私はリアルな話のものが今まで多いのでまた楽しみでしかたありません。
ひとつひとつのお芝居を皆様の心に届きますように大切に頑張ります! 寒さにまけないぞ!!
藤原季節 コメント
「まぐだら屋のマリア」で及川紫紋を演じさせていただくことになりました、藤原季節です。僕の郷里でもある北海道の雪景色の中で、この喪失と再生の美しい物語を歩けることを大変嬉しく光栄に思います。大好きな俳優さんである尾野真千子さんとお芝居をさせていただけること、素晴らしいスタッフキャストの方々に囲まれて紫紋を演じられること、まるで自分の人生に起きるはずのなかった奇跡を生きているようです。プレッシャーもありますが、身の丈に合ったといいますか、立派でない僕自身が持つ等身大の魂で、この物語の銀世界に溶け込みたいと思います。
原田マハ コメント
「まぐだら屋のマリア」は、傷つき、迷いながらも温かな手料理によって再生していく人々の物語です。どんな人生にも救われる瞬間がある──マリア役の尾野真千子さんと、紫紋役の藤原季節さんが、演技を通して奇跡の瞬間を届けてくださることに期待しています。
はるこて @harukotetu
尾野真千子めっちゃ売れっ子やな! https://t.co/sQYwqacm1C