ドラマ「
「暴れん坊将軍」は“名君”と誉れ高い吉宗が、徳田新之助として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇。17年ぶりの新作では、世継ぎ問題に揺れる吉宗の姿や、城下町で陰謀渦巻く難事件が描かれる。西畑扮する家重は次期将軍候補だが、病のため右腕と顔に麻痺があり、城内には廃嫡を望む声も少なくない。そんなある日、新之助として町に出た吉宗は、洋剣“レイピア”を自在に操る男と遭遇。べらんめえ口調で商家の三男坊“徳長福太郎”を名乗る彼こそ、ほかならぬ息子・家重だった。
ともに羽織袴姿で登場した松平と西畑。2人は本作が初共演だが、松平いわく「第一印象は……初対面でいきなり『マツケンサンバII』歌ってますと言ってくれて……(笑)」と強いインパクトがあったそう。もともと松平のファンだったという西畑は「とにかく『好きです』という気持ちを伝えようと思って、『マツケンサンバII』が大好きです。よく歌わせていただいてます、という挨拶から入りました!」とストレートに思いをぶつけたことを明かす。松平は「そのおかげで最初から打ち解けた気がします」と笑顔を浮かべた。
本作で2人は、それぞれ役の演じ分けに挑戦。さらに西畑は初めての殺陣にもかかわらず、利き手を封印し、左腕だけで洋剣を振るうという高難度の役に取り組んだ。西畑は「松平さんにアドバイスをいただいたことで、左手しか使えないことが逆に家重の個性につながり、難しかったけど楽しかったです」と感謝し、松平は「陰と陽というか、その使い分けがハッキリしていて素晴らしかった」と目を細めてたたえる。
「こんな父 / 息子がいたら?」という質問には、松平が「家重は最初、父である吉宗に反発していて、心の距離はだいぶ離れています。それが事件を経てお互い打ち解けていくのですが、西畑さんは最初から最後までずっと礼儀正しく、さわやかな青年でしたよ」と“息子”を絶賛。西畑も「もし松平さんが父親だったらめちゃめちゃ自慢しまくると思います」と切り出し、「すごくびっくりしたのが、殺陣と、それを覚えるスピード。20以上も手(動作)がある長めの殺陣で、2、3回ほど流れを見て確認したら即本番なんです。どうやって覚えてるの!?って驚きました。1つひとつの所作も美しくて……自慢の父ですね」とリスペクトをあふれさせる。そして西畑は「跡継ぎ問題はもちろん、現代で起きている社会問題をも盛り込んだ風刺的なストーリーになっているので若い世代が見ても楽しんでいただける内容だと思います」と見どころを伝えた。
最後は2024年を振り返って“今年の漢字”を発表することに。“喜”としたためた松平は「今年は忙しかったのですが、皆さんにたくさん喜んでいただいた、笑顔になっていただいたイメージがあります」と明るく述べる。“初”という字を選んだ西畑は「まげ姿も殺陣も、この『新・暴れん坊将軍』で初めて経験させていただきました。グループとしては初めてアジアツアーに挑戦でき、初めてのことが多かった1年でした」と書に込めた思いを口にした。
テレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」
テレビ朝日系 2025年1月4日(土)21:00~
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