11月13日に老衰のため死去した詩人・
本作は、谷川俊太郎が東日本大震災について書いた詩「言葉」を入り口に、さまざまな土地で暮らす女子高校生、日雇労働者、漁師といった人々が発する言葉を追うドキュメンタリー。そこに潜む喜びや悲しみから、再び谷川俊太郎が詩を生み出すさまが描かれる。監督は「分子の音色 A scientist and a musician」の
12月21日は杉本が舞台挨拶に登壇し、22日には杉本と谷川賢作のトークイベントが行われる予定だ。チケットなど詳細は劇場の公式サイトで確認を。杉本は「世界に対しても、誰かの小さなことにも、自分にも、公平で媚びない人でした」と追悼コメントをつづっている。
詩人・谷川俊太郎 追悼上映「谷川さん、詩をひとつ作ってください。」
2024年12月21日(土)~27日(金)東京都 ユーロスペース
<上映時間>
12月21日(土)11:00~
12月22日(日)13:00~
12月23日(月)~27日(金)11:00~
小松原時夫(プロデューサー)コメント
谷川さんに初めてお会いしたのは2011年5月、DVD「詩人 谷川俊太郎」(紀伊國屋書店)制作の件でした。
その後、1年近く谷川さんを追い続けていくうちに、劇場公開できるドキュメンタリーを作りたいと思ったのです。
杉本監督と「詩ができるところを撮影したい」と思い、谷川さんの山荘の書斎からクランクインしました。ところが、なかなかうまくいかず、 谷川さんにヒントとなる「詩人S」という詩を書いていただきました。しかし、映画では使いませんでした。谷川さんにそのことを話すと、「いいよ。また考えよう」と言っていただき、最終的に本作ができ上がったのです。どんなことでも、谷川さんは、いつも喜んで応じてくださいました。谷川さん、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
杉本信昭 コメント
世界に対しても、誰かの小さなことにも、自分にも、公平で媚びない人でした。
谷川さんの全ての詩が映画の全ての状況に刺さったのはその理由だと思います。
ありがとうございました。
映画ナタリー @eiga_natalie
谷川俊太郎を追悼、ドキュメンタリー「谷川さん、詩をひとつ作ってください。」上映(コメントあり)
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