アニメーション映画「
サラ・バロンによるグラフィックノベルをもとにした本作の舞台は、1980年代の米ニューヨーク。大都会で孤独に暮らしていたドッグは、ふと目にしたテレビCMに心を動かされ、友達ロボットを購入する。ニューヨークの名所を巡りながら、友情を育んでいくドッグとロボット。しかし海水浴を楽しんだ日、ロボットは錆びて動けなくなってしまう。「ブランカニエベス」で知られる
映像では、ベルヘルが原作について「むさぼるように読んだ」「ページをめくるごとに驚きがあり、最後には感動した」と語り、バロンが「本当に映画になるとは思わなかったわ!」と吐露する。ベルヘルらはバロンと信頼関係を築いたうえで、原作には描かれていない新たなシーンやキャラクターを足していったという。
映画のテーマについて、ベルヘルは「本作が描くのは、友情や絆、そしてそのもろさだ」と述べ、「喪失を乗り越えることもテーマだ。人生の中で疎遠になった人や亡くなった人々も、記憶の中で私たちとともに生き続ける」と付け加えた。またアートディレクターのホセ・ルイス・アグレダは「キャラクター全員について、背後の物語を考えた」と、本編には登場しないディテールもスタッフ間で共有し、創作のヒントにしたことを明かしている。
スペイン・フランス合作の「ロボット・ドリームズ」は全国で公開中。
tAk @mifu75
「ロボット・ドリームズ」が描くのは友情と絆、そのもろさ…テーマに迫るメイキング映像 https://t.co/rWQHC4ldAW