これは庵野、メカニックデザイナーで監督の出渕裕、アニメ・特撮研究家の氷川竜介が登壇した「『宇宙戦艦ヤマト』 放送50周年記念上映会スペシャルトークショー」で明らかにされたもの。カラー公式サイトには庵野のコメントが掲載され、「宇宙戦艦ヤマト」の原作権を管理するボイジャーホールディングスから新作アニメ映像を製作する権利を付与されるとともに、東北新社から著作権の利用許諾を得たことが発表されている。
公式コメントによると「2025年からのプロダクション開始を目標に新作劇場作品を現在鋭意企画進行中」とのことで、「宇宙戦艦ヤマト2199」をはじめとするリメイクシリーズとは「異なる航路を進む作品」になるという。庵野は「50年前、『宇宙戦艦ヤマト』に出会わなければ、今の自分は無かったと思います。自分がその『ヤマト』に関わる以上、あらゆる『ヤマト』のスタッフ・キャストに感謝と敬意と恩返しを込めて、新旧織り交ぜた面白い作品群を残りの人生を費やして可能な限り作り、『宇宙戦艦ヤマト』を後世に遺していけたら、と思っています」と思いをつづっている。
庵野秀明 コメント
このたび株式会社カラーは、ボイジャーホールディングス株式会社(代表取締役 西崎彰司)様より、「宇宙戦艦ヤマト」をベースとした新作アニメ映像を製作する権利を付与されるとともに、株式会社東北新社様からは著作権の利用につき許諾も得ました。
日本のアニメ作品として輝かしい歴史を持つ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのさらなる発展に寄与し、多くのファンに楽しんでいただける作品とすべく、2025年からのプロダクション開始を目標に新作劇場作品を現在鋭意企画進行中です。
なお、この新作アニメ映像は、2012年公開の「宇宙戦艦ヤマト2199」から始まり、2024年11月22日に第二章が劇場公開される「ヤマトよ永遠に REBEL3199」に連なるリメイクシリーズとは、異なる航路を進む作品です。
現在製作中のリメイクシリーズの航海の安全を陰ながらお祈りしております。
50年前、「宇宙戦艦ヤマト」に出会わなければ、今の自分は無かったと思います。
自分がその「ヤマト」に関わる以上、あらゆる「ヤマト」のスタッフ・キャストに感謝と敬意と恩返しを込めて、新旧織り交ぜた面白い作品群を残りの人生を費やして可能な限り作り、「宇宙戦艦ヤマト」を後世に遺していけたら、と思っています。
何卒、よろしくお願いいたします。
※西崎彰司の崎は立つ崎が正式表記
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