日米合作アニメ「リトル・ニモ」劇場公開35周年、本編&パイロット版を一夜限定上映

37

889

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 301 521
  • 67 シェア

日米合作によるアニメ映画「リトル・ニモ」が、劇場公開35周年を記念して7月13日に東京・秋葉原UDXシアターで1日限定上映される。アニメーター・近藤喜文友永和秀によるパイロットフィルムの同時上映も決定した。

「リトル・ニモ」ビジュアル (c)TMS

「リトル・ニモ」ビジュアル (c)TMS

大きなサイズで見る

米コミック作家ウィンザー・マッケイによる新聞連載「夢の国のリトル・ニモ」を映画化し、1989年に発表された本作。想像力と好奇心にあふれる幼い少年ニモが、眠りにつくたびに夢の国“スランバーランド”で冒険を繰り広げるさまが描かれる。

「シリウスの伝説」「エルマーの冒険」の波多正美ウィリアム・T・ハーツの日米監督がメガホンを取り、脚本を「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバスとリチャード・オツテンが執筆。スクリーンコンセプトを「火星年代記」「華氏451度」で知られる小説家レイ・ブラッドベリ、コンセプチュアルデザインをフランスのバンド・デシネを代表するメビウスが手がけ、ストーリーボードと原画を「ルパン三世」「未来少年コナン」の大塚康生、美術監督を「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」が山本二三が担当した。製作期間15年、製作費55億円の一大プロジェクトだ。声のキャストには合野琢真大塚周夫北村弘一ダニー・マン笠原弘子内海賢二石田太郎らが名を連ねる。

本イベントでは上映後に映像研究家・叶精二によるトークを実施。会場ロビーでは美術監督の山本によるイメージボードの複製展示が予定され、さらに来場者全員を対象に特製ポストカードが配布される。

チケットは6月21日19時に映画のリクエスト上映サイト・ドリパスで発売。チケット販売は7月11日18時で終了となり、当日券は用意されないためご注意を。なお本イベントは本編、パイロットフィルムともにBlu-ray上映となる。

「リトル・ニモ」上映会

2024年7月13日(土)東京都 秋葉原UDXシアター
開場 17:20 / 開映 17:35 / 終演 19:45
<上映>
「リトル・ニモ」本編(約95分)
「リトル・ニモ」パイロットフィルム(約3分)
<登壇>
叶精二

この記事の画像(全1件)

読者の反応

ジブリまみれ @ghiblimamire

◎日米合作アニメ「リトル・ニモ」劇場公開35周年、本編と近藤喜文と友永和秀によるパイロット版を一夜限定上映!コンセプチュアルデザインをメビウス、ストーリーボードと原画を大塚康生、美術監督を山本二三が担当。(宮﨑駿、高畑勲監督も演出として参加していたが離脱) https://t.co/X1BJOJ7omK https://t.co/se9oDknZF9

コメントを読む(37件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 リトル・ニモ / 波多正美 / ウィリアム・T・ハーツ / 近藤喜文 / 友永和秀 / クリス・コロンバス / メビウス / 大塚康生 / 合野琢真 / 大塚周夫 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。