「サイドウェイ」の
同作は、1970年冬、ボストン近郊にある全寮制のバートン校を舞台にしたヒューマンドラマ。寮に残ってクリスマスと新年を過ごす孤独な3人が、小さな絆を築き上げるさまが描かれる。ジアマッティが生徒たちの“子守役”に任命された堅物教師ハナム、
セッサは2002年10月25日生まれの21歳、アメリカ・ニュージャージー州出身。現在は名門のカーネギーメロン大学にて演劇を学んでいる。本作での演技が評価され、第29回クリティクス・チョイス・アワード新人俳優賞をはじめとする11の賞に輝き、第77回英国アカデミー賞では助演男優賞にノミネートされた。今後の出演作にはクロエ・グレース・モレッツ主演の「Oh. What. Fun.(原題)」や「グランド・イリュージョン」シリーズの3作目にあたる「Now You See Me 3(原題)」などがある。
アンガス役を選ぶにあたって、ペインとキャスティングディレクターは応募者約800人分の映像を観たが、起用には至らなかったそう。そして彼らはロケ地の高校で生徒を対象にしたオーディションを行い、当時、同校演劇部のスターだったセッサに出会った。セッサ本人はそれまでカメラの前に立った経験がなかったという。
YouTubeで公開中の映像で、セッサは「信じられなかったし、実感がなかったけど、ワクワクしたしうれしかった」とアンガス役に決まったときの心境を伝える。ジアマッティとの共演に関しては「特別レッスンを受けるみたいだった」と振り返り、作品の魅力を「それまで共通点なんてまったくなかった3人が家族のような関係を築く物語」と説明した。
なおジアマッティは「本作でうれしかったことの1つは、ドミニクと共演できたこと。彼の成長には驚かされたし、それを間近で見られるのは素晴らしいことだよ。一緒に過ごしていて本当に楽しかった」とセッサについて述べている。
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」は、6月21日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
Michiyo @unnosan
ジアマッティって、Sidewaysの人よね 助演女優賞の人も良かったけど、個人的にはこの青年が良かったと思うわ。家族的背景の複雑さをちゃんと演じてて良かったわ。
「ホールドオーバーズ」で映画デビュー、21歳の新星ドミニク・セッサに迫る(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/7otY9Seh86