岩松了や金子修介が登場！特撮オマージュ満載の「Ike Boys」冒頭映像

日本の特撮を観て育ったアメリカ出身の監督、エリック・マキーバーによる映画「Ike Boys イケボーイズ」の冒頭映像がYouTubeで公開された。

本作の主人公は、日本の特撮やアニメが大好きな、アメリカ・オクラホマ州に住む高校生ショーン。ある日同級生のヴィクラム、日本からの留学生ミキとともに、レアな日本のアニメを鑑賞した彼は、不思議な力を持ったDVDにより電撃を受けて気絶してしまう。目覚めると、ショーンは手からのビーム発射、ヴィクラムは超怪力といったスーパーパワーを身に付けており、特撮好きの2人は大興奮する一方、世界の存亡を懸けた陰謀に巻き込まれていくことになる。

映像は、1969年の東京で岩松了演じる映画監督のオガタ・ダイスケが新作のプレゼンをする場面からスタート。やがてアニメ映画「行け！虹の世紀末大決戦」が公開され“大コケ”する様子や、フィルムが保管されていた倉庫が放火されるさまが映し出される。そして奇跡的に残ったフィルムがVHSやDVDへと姿を変え生き残り、1999年のオクラホマ州に住むショーンのもとに届くのだった。映像には金子修介の姿も。さらにヴィックが「なんだよ『ガメラ3か？』」と金子の監督作に言及するシーンが収められている。

日本の特撮へのオマージュ満載で制作された「Ike Boys イケボーイズ」は、6月14日に東京・TOHOシネマズ 新宿ほか全国で公開。クイン・ロード、ローナック・ガンディー、比嘉クリスティーナ、釈由美子、ベン・ブラウダー、ビリー・ゼインがキャストに名を連ね、樋口真嗣が劇中アニメーションのナレーションを担当した。なお6月15日には公開記念舞台挨拶が実施され、釈、比嘉、マキーバーが登壇する。

※「Ike Boys イケボーイズ」のeはアキュートアクセント付きが正式表記

映画「Ike Boys イケボーイズ」冒頭映像