本作は、日本の女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長を務めた三淵嘉子をモデルにしたリーガルエンタテインメント。伊藤が演じる主人公の“トラコ”こと猪爪寅子(いのつめともこ)が、追い詰められた人々を救っていく様子がつづられる。
平田は、岡田将生扮する裁判官・星航一の父であり初代最高裁判所長官の星朋彦役で参加。朋彦は寅子に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり、交流を深めていく。鷲尾は、平岩紙扮する梅子の姑・大庭常役に起用された。常は弁護士一家である大庭家の誇りを守ることを第一に考えており、梅子の長男・徹太も自ら育て上げた人物。高橋は、地域の事件を多く引き受けている新潟県三条市の弁護士・杉田太郎役で出演する。
平田は「最高裁長官という、これまで演じた中でもっとも偉い人をやるのは荷が重いですが、ご覧になる方が気持ちよく一日を始められるよう、リラックスして臨みます」、鷲尾は「あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性の匂いを表現できればいいなと思っております」とコメント。高橋は「まさかまさかの舞台が、わたしの生まれ故郷の新潟県三条市! しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました」とつづっている。制作統括・尾崎裕和によるコメントは下記の通りだ。
「虎に翼」はNHK総合ほかで放送中。
平田満 コメント
“朝ドラ”は、いろんな時代のいろんな人物がお茶の間に登場するので、懐かしさと親近感があり、いつも楽しく見ています。今回は熱量とテンションの高い伊藤沙莉さんの、しかも裁判官のお話なので、期待も高まるばかりです。最高裁長官という、これまで演じた中でもっとも偉い人をやるのは荷が重いですが、ご覧になる方が気持ちよく一日を始められるよう、リラックスして臨みます。
鷲尾真知子 コメント
いまの時代にもリンクしていて面白い!と思いながら拝見していた作品に出演できること、大変うれしいです。台本を読ませていただき、常さんが登場する昭和24年は、私の生まれた年でもあったのでご縁を感じました。物心ついたときに周りの大人たちに抱いていた感情、とくに祖母への想いを、この役をいただいて改めて思い出しました。あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性の匂いを表現できればいいなと思っております。
高橋克実 コメント
まさかまさかの舞台が、わたしの生まれ故郷の新潟県三条市! しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました。特に、今回楽しみにしているのが三条のことばなんです。
三条弁には、「らて」という可愛い語尾があって、「~です」を「~らて」と言うんですよ。
例えば、「そうです」は「そうらて」になって、「カフェラテです」は「カフェラテらて」に…。
この「らて」が、寅子の「はて?」に続いて流行って欲しいと期待しています!
尾崎裕和(制作統括)コメント
今回発表した登場人物たちにはそれぞれに譲れない持ち場があります。最高裁判所・大庭家・新潟の三条、それぞれの場所の主(ぬし)とも言える人たちです。職場・家庭・地域、それぞれの場所を誇りを持って守る3人の所へ、寅子は自らの道を信じて突き進み、時にぶつかりあい時には心を通わせることになります。平田満さん、鷲尾真知子さん、高橋克実さんという、お名前を聞いただけで伊藤沙莉さんとのお芝居が楽しみになるみなさんの登場を、楽しみにお待ち下さい。
ティグレ @Masked_Tigre
朝ドラ「虎に翼」平田満が初代最高裁判所長官に 鷲尾真知子、高橋克実も出演(コメントあり) https://t.co/HkAJICr9hl