本作は、ジェイムズ・クラベルが徳川家康ら歴史上の人物にインスパイアされて執筆した小説をもとにした“戦国スペクタクル時代劇”。“天下分け目の戦い”が始まる前夜の1600年を舞台に、窮地に立たされた戦国最強の武将・吉井虎永、日本に漂着し虎永の家臣になったジョン・ブラックソーン / 按針、“謀反人の娘”という宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子の姿が映し出される。真田が虎永、ジャーヴィスが按針、サワイが鞠子を演じた。
桜の装飾が施され、和太鼓演奏も行われるなど、雰囲気たっぷりに準備されたイベント会場。ハリウッド製作の連続ドラマに初主演した真田は「関わり始めてから7、8年経って、紆余曲折を経て今日に至りました。やっと世界に発信できる喜びと、世界や日本でどういうふうに受け入れられるのか不安もありつつ、東西の壁を乗り越えて作り上げた作品をぜひ1人でも多くの人に観ていただきたいです」とコメント。また「日本の時代劇のスペシャリストを各部署に配置することができて、日本人の役はすべて日本人の俳優を呼ぶことが実現できました。ハリウッドでは画期的なことなので、これが大きな布石になればいいなと希望を抱いております」と深い思いを口にした。
サワイは「アクションや戦いなどが壮大に描かれているのですが、個人的には人間ドラマが一番私には響いています。それぞれの関係性や、それぞれが犠牲にしないといけないものなどがたくさん見られるので、そこが見どころかなと思います」と語る。そして「『SHOGUN 将軍』に携わったチーム全員を誇りに思います」と話したジャーヴィスは「この作品はトレンドを追うことなく王道を突き進んでいて、観ていただければ驚きとともに納得してくれると思います。按針を演じるうえでは、物語の展開が大きくなるほど、確固たる意志と彼の内面性をきちんと表現できるよう気を付けました」と説明した。
虎永の家臣・樫木藪重を演じた浅野は、真田について「僕が19歳のときにご一緒したのが最初でしたが、長い時間を掛けてご一緒していて、僕にとってものすごく信頼できる先輩なので、真田さんがいてくださったのは大きかったですね」と述懐する。本作がハリウッド製作となったことに関しては「真田さんの力が一番大きいと思うのですが、我々日本人にとって大きな一歩だと思いました」と感慨深げな様子を見せた。虎永の信頼する武将・戸田広松役の西岡も「やっとハリウッドで日本の武士道スピリッツが描かれたちゃんとしたものができたなと思います。迫力も満載ですし、ワクワクするようなドラマになっています!」と喜びをにじませる。
最後に、真田は日本のファンへ「東西の壁をとっぱらって、スタッフやキャストが一丸となって作り上げた作品です。日本の時代劇ファンの方に納得してもらえるものを作りたいというのが原点でしたので、少しでも多くの方に観て評価をしていただいて、面白ければ最後まで観続けていただきたいです。そして、この東西融合チームが築き上げたチームワークやドラマの背景にあるメッセージを感じ取っていただければうれしいなと思います」とアピールした。
全10話の「SHOGUN 将軍」は2月27日よりディズニープラスで独占配信。初回は2話配信、その後は毎週1話ずつ新エピソードが更新される。
※西岡徳馬の徳は旧字体が正式表記
ドラマ「SHOGUN 将軍」本予告
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