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特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」では、はるか遠くの天体・M421からやってきたウルトラマンブレーザーが特殊怪獣対応分遣隊SKaRD(スカード)の隊長・ヒルマ ゲントの強い心に共鳴し、地球に迫る脅威に立ち向かうさまが描かれた。劇場版には、シリーズ最大の敵・妖骸魔獣ゴンギルガンが登場。東京を舞台に、ウルトラマンブレーザーとSKaRDが怪獣と激突する。
映画を観終わったばかりの観客に大歓声で迎えられたキャスト陣。ゲント役の蕨野は「みんな、久しぶり」と挨拶し、第1話の舞台となった池袋に触れつつ「始まりと終わりの地は、ここ池袋。何か運命的なものを感じています」としみじみ語る。MCから撮影秘話を尋ねられると「実は映画の冒頭に登場する甲虫怪獣タガヌラーのシーンと、ドラマ版の最終回は同じ日に撮っています。私の心情はもうボロボロの状態で映画の撮影をしていました(笑)。ですが、どちらもしっかりと気持ちを切り替えて、最終回の『俺も行く』というシーンに挑んで……。すごく思い出深い時間です」と明かした。
SKaRDで情報収集を行う諜報活動のスペシャリスト・アオベ エミを演じた搗宮は「『地獄に帰る時間だよ』というセリフに注目して」と話し、「あまり非現実的なことを言わないエミちゃんのこのセリフが大好きで。かっこいいんですよ!」と頬をゆるませる。田口は「ブレーザーはSKaRDのみんなを観る作品。彼らが如何にしてひとつのチームになったのか。最終回があまりに最終回っぽいと寂しくなってしまう“最終回恐怖症”なので(笑)、ブレーザーはいくらでも続きが生まれるように意識しています」と期待を込めた。
イベントでは、きただにひろしがステージ上でドラマ版主題歌「僕らのスペクトラ」、劇場版主題歌「星と獣」の2曲をパフォーマンス。蕨野、搗宮、内藤、梶原、伊藤、そして田口が「僕らのスペクトラ」に合わせて“SKaRD体操”をする一幕もあった。さらに、「俺たちが行く」の掛け声とともに登壇者全員でブレーザーの変身ポーズを披露。会場は熱狂の渦に包まれた。
最後に伊藤は「テレビシリーズが無事に終わりホッとしている反面、やはり寂しい気持ちがある。また皆さんと直接お会いしたいです」、梶原は「みんなに“ありがとう”と伝えたい。みんなに支えられてきました。本当にありがとうございます!!」、内藤は「SNSで皆さんの感想を最速で捕捉しにいきます(笑)」、搗宮は「SKaRD一同、今日は皆さんに『明日からがんばろう』と思ってもらえるようにステージに立とうと決めていました。“がんばれ”っていう気持ちは伝わったかな。伝わってくれー!」とファンにメッセージを送る。
そして蕨野は「『ウルトラマンブレーザー』には深掘りしたいポイントがたくさんあると思う。どのエピソードを観ても、無限に楽しめる作品。もし皆さんがウルトラマンブレーザー、SKaRDのみんなに会いたいなと思うようであれば、その声が集まれば……“大きいお友達”が動く可能性があります(笑)。皆さんの力が必要です。いつまでも応援してください!」と締めくくる。梶原は感極まり涙を流していた。
イベント後には、地球人を仲間と認めたブレーザーが観客を“握手”で見送るファンサービスもあった。なおブレーザーとの劇場握手会は、本作の公開を皮切りに全国67館で実施されることが明らかに。これは約4年ぶりのウルトラヒーローとの劇場握手会となる。そのほか最新情報は本作の公式サイトでチェックしよう。
「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」は、2月23日より全国で公開。
蕨野友也 @TomoyaWarabino
素敵な記事とお写真をありがとうございます。引き続き、よろしくお願い致します‼️ https://t.co/HfWF3x8wih