河崎実の監督作「怪獣天国」公開、主演は「ウルトラマンブレーザー」の蕨野友也

「いかレスラー」などで知られる河崎実の監督作「怪獣天国」が、1月23日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国で公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁され、特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」の蕨野友也が主演を務めることもわかった。

本作の主人公は、浅草で中古レコード屋を営むシングルファーザーの浅谷浩之。「怪獣は実在する」と信じていた小学4年生の息子・健太は、怪獣プロレスの楽屋で着ぐるみからレスラーが出てくるのを見てショックを受ける。そんな中、健太は本物の怪獣・マミトラーと出会い、マミトラーは浅谷家の居候として中古レコード屋を手伝うことに。ある日、常連である稲葉は、店から盗んだレコード「怪獣フラメンコ」をかけたことをきっかけに、怪獣ビッグモンに乗っ取られてしまう。ビッグモンは世界中に眠る怪獣たちをよみがえらせ、総攻撃により人間世界を滅亡させようとしていた。マミトラーは巨大化し、テラインコグニータとともに怪獣軍団に立ち向かう。

蕨野が浩之役、志田音々がヒロイン役を担うほか、高木ひとみ○（ぽんぽこ）、黒岩紘翔、イジリー岡田、佐野光洋、なべやかん、永野希、高野浩幸、二代目三波伸介がキャストに名を連ねた。全22体の怪獣も登場する。YouTubeで公開された映像には、健太とマミトラーが友情を深める様子や、多数の怪獣が街中に出現するシーン、マミトラーとビッグモンが戦う姿などが映し出される。

「怪獣天国」の配給はエクストリームフィルムが担当する。

映画「怪獣天国」予告編