山脇辰哉の身に起きた年末の出来事描いた「明けまして、おめでたい人」劇場公開

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山脇辰哉が原案・企画・脚本・主演を担った映画「明けまして、おめでたい人」が、3月1日より東京・アップリンク吉祥寺で公開されることがわかった。

「明けまして、おめでたい人」ポスタービジュアル

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「明けまして、おめでたい人」場面写真

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「明けまして、おめでたい人」場面写真

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山脇が作・演出を担当した同名舞台を映画化した本作は、彼の身に実際に起きた年末の出来事がベースの物語。仕事も恋も上り調子の山脇は、元彼と縁を切るために帰省するという"彼女みたいな人"を送り出し、地元の友達といつも通りの年末を過ごす。年明けは家族と祖母の家を訪れ、母と祖母の不毛な喧嘩、それを見る冷ややかな妹、いつも通りの初日の出を拝む。キャストには山脇のほか、羽音秋元龍太朗斉藤天鼓、齋藤拓海、億なつき片田陽依、青木裕基、岸田百波、柳谷一成松川遥菜、中島有紀乃、岡田リオス、古川和子が名を連ねる。監督は、劇団ミルズズの主宰で本作が長編デビューとなるウトユウマ。音楽は山岸健太が手がけた。山脇、羽音、山岸、ウトのコメントは以下の通り。YouTubeでは特報が公開中だ。

なお本作はMOOSIC LAB 2023、第23回TAMA NEW WAVE「ある視点」部門に出品された。

映画「明けまして、おめでたい人」特報

山脇辰哉 コメント

山脇辰哉

山脇辰哉[拡大]

大人になるにつれて、傷つかないための2分の1の選択を取ることが増えているような気がします。前向きに言えば、平和で健やかな選択、少し後ろ向きに言えば、人生が平たくなっていく感覚がします。この映画は、その2分の1の選択を悉く間違えたいつの日かの年末年始の僕の話です。今現在少し引いた目で思い返せばなんてことないのですが、それでもやっぱり脳にこびりついて忘れられない風景や匂いはありまして、きっとそれは映画にしたからでもあるように思います。

羽音 コメント

再上映日から約1年が経った今、改めて再演出来ることを嬉しく思います。私が演じたらんちゃんは、不器用で愛らしい人だと今でも思います。当時、初めて役のお話しを頂いた時に素直に演じてみたいと心から思えたことを覚えています。作品が形となった今、作品の中で生きたらんちゃんはらんちゃんだったのかと自問自答することもありましたが、それさえも正解だったのではないかと思います。現実の世界で見る山脇さんもとても魅力的なのですが、作品の中で見る山脇さんは更に魅力的できっと大好きになると思います。

山岸健太 コメント

改めてこの映画の音楽に関われたこと嬉しく思います。 主題歌「花火」は夏祭りをイメージして書いた曲です。年末、正月の曲ではないですがこの映画が新しい景色を与えてくれました。 再上映ということであの時から 「変われなかったなぁ…」 「変わってしまったなぁ…」 なんて思いながら自分もこの映画を観たいです。 皆様も是非。

ウトユウマ コメント

この映画は元々、実際に起きた年末年始の出来事を山脇辰哉自身が演劇で行ったのが始まりです。
監督を任せてもらう事になり実話なので「劇映画ぽく撮らない」と言うルールだけを科し記憶だったり空間、空気感を撮る事を心掛けました。
屈託ない山脇辰哉を山脇辰哉の愛する人々をそのある年の年末年始を是非、大きいスクリーンで観て頂きたいです。宜しくお願い致します。

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(c)山脇辰哉の企画

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@eiga_natalie Good

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