第21回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門、および第17回下北沢映画祭に出品が決まった本作は、東京・下北沢の街中で愛される喫茶店・こはぜ珈琲が閉店・移転するまでの1カ月を描いた群像劇。店長とスタッフのたわいない会話や、聞き耳を立てる常連客の日常がつづられていく。
こはぜ珈琲の店長である谷川隆次が企画・製作を手がけ、撮影は閉店直後の店内と開店直前の新店舗で実施。キャストには藤原、細井のほか
ビジュアルには、藤原演じるヒロインの姿に「一人になりたくて、なりたくない私たち。」というコピーが添えられている。藤原は「隣の席の誰かのくだらない話がやけに気になったり、ならなかったり。誰かが勉強している姿に少し背筋が伸びたり。共にユーモアたっぷりの会話を盗み聞きしましょう!」と、細井は「今回こはぜ珈琲だからと多くの方が集まっていて、本当に街に愛されている喫茶店だと改めて感じました」とコメント。谷川は「移転前。なくなる店の思い出作りに映画を撮りたい! そんなぼんやりとした、私の願いから沢山の方々の支えで出来上がったこの作品が、こんなにも大きな舞台で上映頂けるなんて、本当に夢のようです」と語った。
なお「結局珈琲」は、SPOTTED PRODUCTIONS配給のもと2026年度前半での劇場公開を目指している。
藤原さくら コメント
“一人になりたいけど一人は寂しい”という、どうにもめんどくさい大人の感情を、確かにわたしもカフェや喫茶店で紛らわしがちかもしれません。隣の席の誰かのくだらない話がやけに気になったり、ならなかったり。誰かが勉強している姿に少し背筋が伸びたり。共にユーモアたっぷりの会話を盗み聞きしましょう!
細井じゅん コメント
今回こはぜ珈琲だからと多くの方が集まっていて、本当に街に愛されている喫茶店だと改めて感じました。プレッシャーと緊張の日々でしたが、過去にかなりの恩を売っていないと説明がつかないくらい多大な助けを皆様からうけて無事映画が完成しました。ちなみにプレッシャーと緊張とは無縁の映画ですので気楽に観ていただけたらと思います。
谷川隆次 コメント
移転前。なくなる店の思い出作りに映画を撮りたい! そんなぼんやりとした、私の願いから沢山の方々の支えで出来上がったこの作品が、こんなにも大きな舞台で上映頂けるなんて、本当に夢のようです。
沢山のお客さんと一緒に作ってきた「こはぜ珈琲」の最後の姿と、これから始まる新しい「こはぜ珈琲」を見て頂けたら嬉しいです。
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藤原さくら主演の中編映画「結局珈琲」ポスター解禁、共演に柄本時生・磯村勇斗ら - 映画ナタリー
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