映画「
2015年に上演された「川辺市子のために」は、
大浦は「今回、川辺市子役をやらせていただくことは、正直、辛く不安で恐いです。でも観てくだった方々が、何かを感じ取って、何かを想うことがあれば、それは川辺市子が広まることであり、社会の歪みを問えることだと願っています」、戸田は「素晴らしい演劇体験を提供できるように、仲間と共に稽古をしていけたらと意気込んでいます。是非、映画も演劇も両方楽しんでください」とコメントしている。
戸田が監督を務めた映画「市子」は全国で公開中。恋人からのプロポーズ翌日に忽然と姿を消した女性・川辺市子の壮絶な過去と真実がつづられる。
大浦千佳 コメント
劇団チーズtheaterの代表作であり、劇団化のきっかけにもなった舞台「川辺市子のために」。
今年、映画「市子」が公開され、たくさんの方に“川辺市子”という人物が広まっています。2018年上演時に、無戸籍の当事者の方に舞台を観ていただく機会がありました。終演後に、「私たちのことを、取り上げてくれてありがとう」と言っていただいたことは、今でも忘れません。
今回、川辺市子役をやらせていただくことは、正直、辛く不安で恐いです。でも観てくだった方々が、何かを感じ取って、何かを想うことがあれば、それは川辺市子が広まることであり、社会の歪みを問えることだと願っています。是非、劇場で川辺市子"を目撃してください。劇場でお待ちしております。
戸田彬弘 コメント
自分のオリジナル戯曲である本作が、自分の手によって、杉咲花さんを筆頭に素晴らしいキャスト達によって映画化されました。
そんな劇団としても個人としても、それに演劇としても映画としても代表作となった「川辺市子のために」を再演出来ること、非常に嬉しくもあり、緊張もしています。
映画化するにあたり、戯曲を見つめ直しブラッシュアップしました。
ただ、それは映画という媒体に特化する為でもありました。演劇はまた違う作品です。
素晴らしい演劇体験を提供できるように、仲間と共に稽古をしていけたらと意気込んでいます。是非、映画も演劇も両方楽しんでください。お待ちしています。
hiro @hiro
映画と演劇では見た後の感想が全然違うんだろうな https://t.co/s5DIPx3jY7