ロシアの俳優セルゲイ・フェティソフが書き遺した回想録「ロマンについての物語」をもとにした、エストニア・イギリス合作映画「
1970年代後期、ソ連占領下のエストニアを舞台に、当時決して許されるものではなかった愛の物語をつづる本作。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイは、ある日、同じ基地に配属されたパイロット将校のロマンに一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ2人の友情が愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかったが、当時のソビエトにおいて同性愛はタブー。発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザもまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイとロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は2人の身辺調査を始める。
主人公2人には新星俳優を抜擢。「博士と彼女のセオリー」「キングスマン」に出演したイギリス出身の
製作のきっかけは、2011年のベルリン国際映画祭までさかのぼる。“見知らぬ男”に「この本を読んでもらえないか」と声を掛けられたレバネは、「ロマンについての物語」と表紙に書かれたその本を一気に読み終えると、すぐに映画化を決意。2014年にプライヤーと知り合うと意気投合し、彼らはフェティソフにインタビューを重ね、脚本の準備を始めた。こうして3人の共作による脚本が完成した矢先、2017年にフェティソフが65歳の若さで死去。レバネとプライヤーは彼の思いを乗せ、本作の完成に漕ぎ着けた。
このたび愛のたかぶりの瞬間を切り取ったポスタービジュアルと、場面写真が到着。YouTubeでは2種類のティザー予告編が解禁された。
なおタイトルの「ファイアバード」とは、火・熱・太陽の象徴である“火の鳥”を指す。永遠の命と大きな愛の力が宿っているとされ、その圧倒的な強さゆえ、触れるとやけどをすることもある。
津久田重吾@プリキュア20周年アニバーサリーブック&キャラクターブック @rockpeek
もうひとつエストニアの話題。ソ連時代は犯罪とされた同性愛をテーマにした映画。 ちなみにソ連時代のエストニアを「ソ連占領下のエストニア」と表現していることにモニョる人もいるかと思うが、現在のバルト3国は教育現場でもはっきりソ連占領時代と教えている。
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