映画「
五十嵐律人による同名小説を実写化した本作は、名門大学のロースクールに通う同級生の3人が、やがて弁護士、容疑者、死者という立場で複雑に絡み合う法廷ミステリー。永瀬が弁護士となる主人公の“セイギ”こと久我清義、杉咲花がセイギの幼なじみ・織本美鈴、北村匠海が無辜(むこ)ゲームと呼ばれる模擬裁判をつかさどる天才・結城馨を演じた。戸塚は3人の同級生である藤方賢二に扮している。
【特集】映画ナタリーでは永瀬廉、杉咲花、北村匠海が集った「法廷遊戯」鼎談を公開中
朝早くから映画館に足を運んだ観客に「(上映が)9時から! ありがたいですよね」と感謝の言葉を述べた永瀬。前日の愛知・名古屋での舞台挨拶に続く登壇には、「昨日からこうやって純貴くんと楽しく(映画館を)めぐらせていただいて、ほんまに公開したんだなあという気持ちです」と感無量の様子だ。戸塚の撮影期間は短かったため、永瀬と戸塚が顔を合わせたのは意外にも6回目。永瀬も「まだそんなやねんな!」と改めて驚きを口にしたが、そのように感じさせない仲のよさを見せた。8年間大阪に住んでいたという永瀬は「地元といったら大阪と言いたいくらい、特別な場所というか、家感・地元感を感じます」「大阪、帰ってきたという感覚ですね!」と喜びを明かす。
お気に入りのシーンを問われると、永瀬は無辜ゲームの場面を挙げ、戸塚も「僕はほぼあそこにすべてを懸けた」と同意。永瀬が「あのシーンは物語の序盤。撮影の大変さも含めて、完成して観たらあの空気感に『おおー!』となったよね」「大変な部分もあったけど、それ以上の熱をもって撮影できた」と思い入れを話す一方で、戸塚は「恥ずかしかった……」と異なる角度の感想を吐露する。その無辜ゲームで重要な役割を果たす戸塚は「1人だけありえない声量でしゃべってたから、みんなに受け入れてもらえるかな」と不安を口にし、笑いを誘った。
名古屋の舞台挨拶での計2回の対決に続き、大阪でも永瀬と戸塚による「法廷遊戯8番勝負」を実施。名古屋では1対1の引き分けだったため、2人は今回の勝負への気合いを見せる。3回目の対決は、互いに単語を増やし記憶しながら暗唱する「ワード増えるゲーム<法廷遊戯>」だ。
永瀬は「弁護士」、戸塚は「裁判」、永瀬は「法律」、戸塚は「ノンストップ・トライアングル・ミステリー」と順調にワードを増やしていく。しかし永瀬が「信念」と答えた直後、戸塚がワードの順番を間違え、永瀬の勝利が決定した。その後も永瀬が弁護士から信念までを暗唱し、ゲームが続行するかと思われたが、戸塚が新しい言葉をすぐに追加することができず、大盛り上がりの中でゲームは終了。8番勝負の勝敗は残り5回のゲームに委ねられた。なお映画の公式SNSでは、計8回の勝負のうち勝った回数の多いほうを予想するキャンペーンも実施中。
最後に、永瀬は「この作品が皆様にとって、人生の大きな選択をするタイミングで思い出すような作品であればいいなと思います。何回観ても楽しんでいただけると思うので、ぜひ、たくさんの方々に最後まで愛していただければうれしいです」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
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「 #法廷遊戯 」 #KingandPrince #永瀬廉 が“特別な場所”と語る大阪へ、戸塚純貴と一緒に舞台挨拶 - 映画ナタリー
映画「法廷遊戯」の公開記念舞台挨拶が11月12日に大阪・なんばパークスシネマで行われた。
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