本作は2ちゃんねるで都市伝説として広まった“異世界エレベーター”が登場するSF作品。コンビニのアルバイト店員・志村イトは、失踪した幼なじみを追って幼少期に住んでいた都営団地へ向かう。そこで老朽化したエレベーターに乗ったイトは、この世界とよく似ているがまったく違う異世界=パラレルワールドに降り立つ。
主人公のイト役にTEMPURA KIDZの元メンバーである関口がキャスティングされたほか、
関口は「大切な人を思い出して、ちょっと勇気がでたり、寂しくないぞと思える映画です。なんと鯨も光るので…。ぜひ大きいスクリーンで! 劇場で観ていただきたい映画です!」、森田は「少し不気味な雰囲気の築50年の都営団地を舞台に、けして怖くはないSFヒューマンストーリーが完成しました。ぜひ大きな銀幕で、鯨が光り輝く姿を観ていただけたら嬉しいです」とそれぞれコメント。なお本作のポスタービジュアルは東京・板橋区に現存する築50年の都営団地で撮影された。
YouTubeでは特報が公開中だ。
「光る鯨」特報
関口蒼 コメント
撮影時の私とイトは23歳の同い年で、大学出て就職とかやりたいこととか、自分で選ばなきゃいけないことが増えてきて、自分も自分の周りも、悩んだりしている時期で…
性格は似てないけど、省エネで生きている感じとか、ちょっと前の自分みたいだったし。
子供と大人の間にいるような23歳の私の感情そのまま使ってイトを演じています。
はじめて森田監督にお会いしたときに、映画への想いやパラレルワールドを描いたことに関して森田監督自身の話を聞いて、パラレルワールドにいる森田さんの大切な方に、この映画が届いて欲しいなあと思いました。
大切な人を思い出して、ちょっと勇気がでたり、寂しくないぞと思える映画です。
なんと鯨も光るので…。ぜひ大きいスクリーンで! 劇場で観ていただきたい映画です!
よろしくお願い致します!
森田博之 コメント
15年前、父親が病気で他界しました。もう新作を撮っても父親に観てもらうことは出来ません。
でも物語の中でなら新作を届けられるかもしれない。そのような想いから今回の「光る鯨」は始まりました。映画は空想の産物であり、非日常の世界を観客に届けるもの。今でもそう強く思っています。
本作でも主人公のイトが両親を失った15年後から物語がはじまります。
少し不気味な雰囲気の築50年の都営団地を舞台に、けして怖くはないSFヒューマンストーリーが完成しました。ぜひ大きな銀幕で、鯨が光り輝く姿を観ていただけたら嬉しいです。
映画『光る鯨』12/8池袋HUMAXシネマズ公開 @hikarukujira
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