ウクライナのアニメーション映画「
本作は、騎士に憧れるルスランと王女ミラの身分違いの恋、そして悪の魔法使いに立ち向かう姿を描いたファンタジーラブストーリー。高塚がルスラン、高橋がミラに声を当てた。
声優初挑戦の高塚は「めちゃくちゃ緊張していました。収録当日のギリギリまで台本を見ていないと、心臓(のドキドキ)が収まらなくて」と回想する。そして「たくさんの人の支えがあって、いいものになったのかなと思います」と充実感たっぷりの表情で述べ、観客から温かな拍手を受けていた。
ウクライナのアニメーション作品に初めて触れた高橋は「構えていた自分がもったいない!と思うくらい、シンプルに楽しめる物語。ウクライナの皆さんがどれだけアニメが好きかが伝わる、繊細な表情がいっぱいです」とアピールする。ウクライナのキーウ出身で、声優に初めて挑んだ工藤は「収録のときも今も、足が震えています」と初々しく挨拶した。
声優としてのキャリアが長い岡本は、高塚と工藤を「ピュアな部分がお二人に共通している。そのときしかない全力の輝きが、キャラクターに映し出された気がします」と絶賛。高塚は「岡本さんの声に助けられました」と感謝を伝える。そして井上が「(高塚は)ほぼ録り終わった段階でルスランが自分の中に入ってきて、最初から録り直した」と明かすと、共演者たちからは「すごい!」と驚きの声が上がった。
イベントの中盤では、本作のストーリーにちなんで「命を懸けて守りたいものは?」との質問が。一同が熟考する中、真っ先に挙手した岡本は「ここ数年で、髪をめちゃくちゃブリーチしているんです。そろそろくるかなって……。髪の毛を守りたい」と答え、高橋は「作品への愛情を失わず、仕事を流してやらない」と続く。答えに悩んでいた工藤は、登壇者たちのフォローによって「味噌汁」を導き出すが、「味噌汁を命を懸けて守る……?」と首をかしげていた。
同じ質問に対して、高塚は「ファンの皆さんの存在。毎日支えられています」と回答。なお、うっかり順番を飛ばされた井上は、MCにツッコみながら「石田明一択しかなかった」と話して笑いを誘った。
本作の主題歌には、INIの楽曲「My Story」が選ばれた。作詞を手がけた高塚は「すごいやんか~、かっこええな~」と井上らに褒められて照れ笑いを浮かべる。彼は「夢を叶えるうえでの、大切な人の存在を言葉にできたらと思って作りました。INIもファンの存在が大きいので、ルスランと重なる部分を詞にしたかった」と歌詞に込めた思いを紹介した。
クラウドファンディングの支援によって、日本語吹替版の制作・公開が決定した本作。監督の
「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」は、9月22日より全国でロードショー。
※高塚大夢の高は、はしご高が正式表記
「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」日本語吹替版本予告
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