本作は、謎の死を遂げた女子高生の家族が、さまざまな姿になりすまして関係者に近付き、意外な真実を暴いていく復讐ミステリー。実業家・早乙女秋生のホームパーティの映像流出から1週間後、主人公・新堂一葉の次女・梨里杏は謎のメッセージを残し、自身の通う高校で不審死を遂げた。さらに追い打ちをかけるように、動画配信者が「梨里杏は担任の男性教師とパパ活をしていた」という“捏造された”スキャンダルを暴露。家族が世間から非難を浴びる中、一葉は梨里杏の死が、早乙女家のコネと権力により自殺であるかのようにメディア誘導されていたことを知る。
板谷演じる一葉は、自分より常に家族のことを一番に考えている専業主婦。夫の航輔、長女の沙奈、次女の梨里杏、そして居候している弟の優磨と5人で暮らしていた。梨里杏の不審死に早乙女家、そして秋生のホームパーティが関与していることに気付き、家政婦になりすまして早乙女家に潜入する。
板谷は「“復讐劇”と聞くと、一人でなんとかやり通そうとするものが多い印象ですが、今回は、家族の力を合わせて、みんなで愛する娘のために動いていきます」と本作の注目ポイントをアピール。今後発表される家族のキャストについては「すでに最高!」と雰囲気のよさを伝え、「皆さんにもこの復讐劇に巻き込まれていただきたいです!」と呼びかけた。コメント全文は以下の通り。
ブラックファミリア~新堂家の復讐~
読売テレビ・日本テレビ系 2023年10月5日(木)スタート 毎週木曜 23:59~ ※初回のみ24:09~
※全10話
板谷由夏 コメント
一葉の役どころ
一葉は新堂家の母で、亡くなった娘・梨里杏が自殺といわれたことに納得がいかず、「娘が自殺なんてするはずない」という信念で、その死の理由を探っていく役どころです。家族の中心にいて、母として真ん中でみんなを引っ張っていく、そういうお母さんです。
連続ドラマ初主演の意気込み
…大丈夫でしょうかね?(笑) まさか自分が主演の話をいただけるなんて思ってもいなかったので、正直もう「やるしかない」「頑張ろう」を常に繰り返し言っています(笑)。
本作の見どころ、注目してほしいポイント
“復讐劇”と聞くと、一人でなんとかやり通そうとするものが多い印象ですが、今回は、家族の力を合わせて、みんなで愛する娘のために動いていきます。それぞれの持ち場があって、それぞれの役割で復讐を進めていくところが、1番の見どころなんじゃないかな、と思います。
新堂家のキャストへの印象
すでに最高! これまで、皆さんの顔を思い浮かべながら台本を読んでいたのですが、実際に会うと、ちゃんと家族になれる感じがしました。空気感や持っているモチベーションも似ている気がしましたし、仲が良く団結している、しっかりタッグを組める家族になれるんじゃないかな、と思いました。
なりすましてみたい職業は?
私たちの仕事自体、いろんな人になりすます仕事なので、そういう意味では、個人的に「何かになりすましたい」っていうものはあまりないですが…「やってみたい」という意味でいうと、芸妓さん! 自分の芸を磨いて突き詰めていく姿がかっこいいですし、全然知らない文化に触れてみたいな、って、京都で芸妓さんに会うたびに思いますね。…でも、今もし芸妓さんに近い役のオファーがきたとしても、きっとお茶屋の厳しい女将さんの役とかだと思うので、もっと若い時にやりたかった!(笑)
視聴者へのメッセージ
家族で動くお話なので、感情移入できる役が何人も出てくると思います。視聴者の皆さんも新堂家の家族の一員として、一緒に物事を動かすということができると、このドラマはますます面白いのかな、と思うので、皆さんにもこの復讐劇に巻き込まれていただきたいです!
福田浩之(プロデューサー)コメント
娘を理不尽な死で亡くした母の、喪失感から生まれる復讐の物語です。
実際に母親である主演の板谷さんにとっては、正直大変辛い役だと思いますが、だからこそ板谷さんにお願いし、それを引き受けて頂いた覚悟には感謝しかありません。
皆さまにも、板谷さん、そして新堂家の覚悟を何卒見届けて頂ければ幸いです。
個人的には、18年前に「運命じゃない人」という映画を観て一目惚れをしたお方に、18年後に自分のドラマの主演をお願い出来るなんて、運命としか思えません。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“城定秀夫が監督を務め、ドラマ「ブラックスキャンダル」「ブラックリベンジ」に続いて佐藤友治が脚本を担当”/板谷由夏が連ドラ初主演、娘の不審死をめぐり復讐…「ブラックファミリア」10月開始 - 映画ナタリー https://t.co/URZAWIcqUx