劇団子供鉅人の舞台「ハミンンンンンング」が松本真依主演で映画化、11月に公開

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2022年5月に解散した劇団子供鉅人による舞台「ハミンンンンンング」が映画化。11月に公開される。

「ハミンンンンンング」ポスタービジュアル

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本作は、母の呪縛から逃れられず闇を抱えるトーコと、彼女に翻弄される仲間たちが織り成す青春群像劇。映画「泥の子と狭い家の物語」の西岡眞博が監督・脚本・プロデューサー、劇団子供鉅人の代表を務めた益山貴司が原作・脚本・演出を担った。松本真依幻灯劇場)が主演し、寺井竜哉(STAR☆JACKS)、川添公二(テノヒラサイズ)、岡祈里早坂風海石畑達哉(匿名壇)、伊藤駿九郎KING&HEAVY / theatre PEOPLE PURPLE)、飯嶋松之助(KING&HEAVY)らがキャストに名を連ねる。

西岡は「親子とは何なのか。血の繋がりとは、いったい何なのか。映画を見てくれた人たちと一緒に考えてみたいと思う」、益山は「十五年間の劇団生活の中でも一際思い出深い作品です」とコメント。松本は「この映画が、親から与えられたものは何なのか?自分が親から受け取らなかったものは何か?を考えるささやかなきっかけの一つになればいいなと思います」とつづっている。

西岡眞博 コメント

数年前「親ガチャ」なる言葉が流行った。子は親を選べないというが、親だって子を選べない。そんなこと言えばこの世に生を受けることさえ誰も選べない。自分の人生は一体誰ものか。行き先は誰が決めるのか。結婚、少子化、子育て、介護、そして死。現代社会が抱える多くの問題。極端に言うと、古今東西世の中に起こる全ての問題は、親子の関係性から生まれるのではないかとさえ思える。親子とは何なのか。血の繋がりとは、いったい何なのか。映画を見てくれた人たちと一緒に考えてみたいと思う。

益山貴司 コメント

十五年間の劇団生活の中でも一際思い出深い作品です。大阪出身でありながら、ほとんど大阪弁の芝居を作ってこなかった私が、「大阪弁で詩情豊かなものを作ろう」と思い立った作品だからです。映像化に際して、私も演出として関わり、「舞台のような映画のような不思議な作品」として新たに生まれ直しました。この映画から溢れ出るハミングがより遠くに、より多くの人の胸に響くことを願っています。

松本真依 コメント

この物語の主人公は親の愛を求めているのか?母親と同じになりたくないのか?
たぶんそのことは誰にも分からないし、分かって欲しいわけでもない。
親と自分の共通点を見つけて、嫌になる瞬間や嬉しくなる瞬間は誰にでも起こり得ることだ。この映画が、親から与えられたものは何なのか?自分が親から受け取らなかったものは何か?を考えるささやかなきっかけの一つになればいいなと思います。

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読者の反応

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辻 凪子 @0nn_nn0

まいちゃん主演、、、🥰!!! https://t.co/WZES9QzdoQ

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