アニメーション映画「
鳥山の同名マンガを原作に、「COCOLORS」の
サンディエゴ・コミコンは、1970年からカリフォルニア州サンディエゴで開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典。プレミア冒頭にプロジェクト映像が流れると会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こる。MCから「Do we have a lot of Akira Toriyama's Fan Today!?(今日鳥山明ファンはどのくらい来てるの?)」と声がかかると、会場中が一体となって「Yes!!!」とリアクションがあった。イベントには「すずめの戸締まり」でヒロイン・すずめに声を当てた
本作で長編デビューを果たした監督の横嶋は「こんなにたくさんの人が集まってくれて、感無量です! サンディエゴ・コミコン最高!!」とコメント。上映前には会場に集まったファンに向けて、鳥山からのサプライズの手紙が代読される場面も。鳥山は「砂漠を舞台に魔物と老人とミリタリーなど僕の好みのネタを詰め込んだ趣味性の強い最も好きな漫画作品です。この20年以上前の作品が映像化されると聞いて『僕はとてもうれしいけど、なぜ今この地味な作品を…』とは思いましたが(笑)。元々、コミックス1冊分という短編を、優秀な製作陣のアイデアと技術によって、クオリティの高い1本のアニメ映画として完成したのです」と紹介。現地でも高い人気を誇る鳥山からのメッセージに、会場はこの日一番の大歓声と拍手に包まれた。ステージには鳥山の担当編集を長年務め、本作のエグゼクティブアドバイザーでもある伊能昭夫も登壇した。
この日、観客と一緒に映画を鑑賞した原は、上映後に「映画を観ながら大きな声で一緒に笑ったり、敵を倒した後のシーンは全員で拍手したり、映画を共有してるんだなっていう一体感が会場全体にあって、すごく楽しかったです」とコメント。主人公のベルゼブブに魅了され「可愛いところもありつつ、やるときはしっかりやるかっこよさみたいなものがあって、ベルゼブブ推しになっちゃいました!」と語っていた。なお今回初めてサンディエゴを訪れた原は、ワールドプレミアの前日に現地入り。ベルゼブブのぬいぐるみと一緒にサンディエゴ内のさまざまな名所を訪れた。その様子を収めた写真も到着している。
鳥山明 メッセージ
サンディエゴコミコンの「SAND LAND」パネルにお集まりの皆さん、こんばんは、作者の鳥山明です。
「SAND LAND」という漫画は、砂漠を舞台に魔物と老人とミリタリーなど僕の好みのネタを詰め込んだ趣味性の強い最も好きな漫画作品です。
この20年以上前の作品が映像化されると聞いて「僕はとてもうれしいけど、なぜ今この地味な作品を…」とは思いましたが(笑)。
元々、コミックス1冊分という短編を、優秀な製作陣のアイデアと技術によって、クオリティの高い1本のアニメ映画として完成したのです。
皆さんはなんと世界最速!でご覧になれるとのこと。
ドラゴンボールとは異なる世界観を楽しんでいただければ最高です!
そしてこの僕の大好きな作品をドンドン広めてくださいね!
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「SAND LAND」世界最速上映、鳥山明が手紙で「DBと異なる世界観を楽しんで」 - 映画ナタリー
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