実際の障害者殺傷事件がモチーフとなった、辺見庸の同名小説を
YouTubeで公開された特報には、真摯に仕事と向き合う洋子の姿を収録。さとくんが「俺ね今夜、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」と口にするさまも映し出された。
宮沢は「私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある『何か』を掴みに行きたいです」、磯村は「これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています」とつづっている。二階堂、オダギリのコメントは下記の通りだ。
故・河村光庸が企画・エグゼクティブプロデューサーを担った「月」は10月13日に東京・新宿バルト9、ユーロスペースほか全国で公開。
宮沢りえ コメント
私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。
この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。
磯村勇斗 コメント
撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。
でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。
今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。
二階堂ふみ コメント
この作品について、ずっと答えを出せずにいます。
そして、答えを出すべきではないとも思ってます。
命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。
オダギリジョー コメント
人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。
ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。
宮沢りえの映画作品
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これ、予告見たらやまゆり園の事件をモデルにしてるとしか思えなくて被害者や被害者家族とか大丈夫なのかと思った https://t.co/yKXFcBVAQu