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オジロマコトの同名マンガを実写化した本作は、天文台で出会った不眠症の高校生の男女を描く青春ストーリー。森が曲伊咲(まがりいさき)、奥平が中見丸太(なかみがんた)を演じたほか、上村、安斉、永瀬、川崎は2人のクラスメイトに扮している。
ほかのキャストの浴衣姿に見惚れてしまったという森は「さっきもスタッフさんの説明を聞かず、みんなのことを“ガン見”してる時間がありました(笑)。見ちゃいます。きれいだもん」と吐露。奥平は「人生で浴衣を着たのは初めてで、テンションが上がってますね。本当は僕も派手な色を着たかったんですけど、今日はかっこよくきめようと黒の浴衣を選びました」と打ち明け、池田は「それぞれのキャラクターに合ったものを着ているなと思いました」と話した。
印象に残っている撮影を聞かれた上村は「屋上で望遠鏡を並べる場面があるんですけど、望遠鏡が信じられないぐらい重くて。楽しげにしないといけないのに『こんなに重いの? 落としたらヤバいやつだ』と思いながら、どきどきして怖かったです」と回想。MCから「どれぐらいの重さだったんですか」と尋ねられ、上村は「小学生ぐらい……?」と独特な回答で会場をざわつかせた。奥平は「本物を使ってるんです。使い方も最初に教えていただいて」と続け、池田は「でも本物を大事に扱わなきゃと思ってくれてたことが画にも映っていました」と監督ならではの視点で振り返った。
ソフトボール部に所属する穴水かなみを演じた安斉は、奥平とキャッチボールの練習をしたそう。「私の勢いがすごすぎたのか、大ちゃんが怖がってキャッチができないぐらいでした」と笑って打ち明けると、奥平は「圧がすごいんですよ。目の前で『剛速球投げたるぞ』みたいな顔をして、ぐわっと投げてきて(笑)。でも久しぶりにキャッチボールができて楽しかったですね」と振り返る。
MCから「神がかっていた撮影は?」と聞かれた池田は、クランクインの日に撮影した映画の冒頭シーンのエピソードを紹介。「夜明けを撮るために、どういうふうに空の様子が変わっていくか見たくて、ロケハンで4、5回も訪れていたんです。そのときは1回も太陽が出なくて。石川県は曇りが多くて、天気が急変することも多い。でも撮影の日、行ってみたらドカンとすごい太陽が出てくれました。神様が『ここで映画を撮っていいよ』と言ってもらえた感じがしましたね」と答えた。
明日の七夕にちなんで、キャストが「今一番願っていること」を語る場面も。川崎は「たくさんお芝居がしたいです。いろんな作品に携われたらうれしい。そしてここで出会えたキャストのみんな、監督、スタッフさんと、また違うところで会えるときが、願い事が叶った瞬間だと思います」と告白。森は「フェスに行きたいとか、いろいろあるんですけど」と話しつつも「この映画が本当にたくさんの人に、遠くまで届きますように。去年一生懸命撮ったものがやっと公開されました。もっとたくさんの人に届いてほしいと純粋に思ってます」と願った。
イベントの最後に森は「私の真ん前に伊咲がいる……?」と客席の2列目に伊咲のコスプレをした女性を発見。「自分の制服ですか?」と壇上と客席で会話をしながら、森は「自分の亡霊かなと思うぐらい似ていて、びっくりしました。すみません、注目させてしまって」と話しつつ、感謝を伝えた。
※川崎帆々花の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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