映画「
本作では、東京・新宿ゴールデン街で小さなバー「カールモール」を営みながら探偵の顔も持つ女・石破マリコと、恋人の自称忍者・MASAYAが「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼に立ち向かうさまが描かれる。伊藤がマリコ、竹野内がMASAYA、北村が行方不明の娘を探す落ちぶれヤクザ・戸塚六平、久保がホスト狂いのキャバクラ嬢・絢香を演じた。
第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭でホワイト・レイヴン・アワード、第43回ポルト国際映画祭で観客賞を受賞し、韓国・富川で開催中の第27回富川国際ファンタスティック映画祭にも出品されている本作。内田とは2017年製作の映画「獣道」以来のタッグとなった伊藤は「また海外映画祭に一緒に行こうと(内田と)話していたのですが、1つも行けてない(笑)。ですが、海外でもこうして評価される作品に仕上がったのはうれしい。私の初の海外映画祭が『獣道』で、この場所(テアトル新宿)で舞台挨拶もさせていただいた思い出があるので、こうして戻って来ることができて感慨深いです」と笑顔をのぞかせる。
MCから役作りについて問われた竹野内は「忍者役は初めてでした。現代劇で忍者ってどういうことなんだ?と思いましたが、楽しめました。忍者の練習は当日ぶっつけ本番でしたね」と回想。続けて、伊藤との共演について「現場の空気を和ませてくださる。ニュートラルな方なので、自然と現場に溶け込むことができました。とてもいい現場でしたね」と語る。伊藤は「初日の撮影はMASAYAがサンドイッチの姿でカールモールに入ってくるシーンで、竹野内さんはなんでも似合っちゃうんだなあと衝撃的でしたね」と撮影を振り返った。
また北村は「最近は冴えない役やパッとしない役が多かったので、今回も肩の力を抜いてやらせていただきました」、久保は「キャバクラ嬢の役なので(丈が)短めの服装が多くて、外の撮影は寒かったんです。そのときに沙莉さんが『寒くないですか?』と気遣ってくださって、すごく救われました」とそれぞれ話す。伊藤が久保のことを「めちゃくちゃかわいい」「絢香になると“幸の薄い”空気感をパッと出してくる」と表現すると、久保は「グループでは“幸の薄い”担当なので」とはにかんだ。
トークは本作の公式Twitter(@detectiveMariko)に投稿されたダンス動画の話題に。これは、伊藤と工藤大輝(Da-iCE)が主題歌「ハイボールブギ」に合わせて踊っているもの。伊藤は「すっごい楽しかった! 工藤さんが丁寧に教えてくださった。お酒飲みながらやってみるとめちゃくちゃテンション上がると思います」とコメント。動画を見た北村が「キレッキレでしたね!」、久保が「かっこよかったです! 私も踊りたいなあと思いました」と褒めると、伊藤は照れる。竹野内は「姪っ子が子供の頃にダンスを習っていて、伊藤さんと一緒にダンススクールに通っていたみたいです。あのキレは子供の頃からダンスをやっていたからなんだな」と感心していた。
最後に伊藤は「私のエゴサーチは尋常じゃないです。このあと終わったらすぐにエゴサーチし始めていると思います。ぜひSNSでいろんな方に感想を伝えていただけたら」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」は全国で公開中。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
First-day event of new movie "Tantei Mariko no shougai de ichiban hisan na hi" at Theatre Shinjuku on 30 Jun 2023 - Ito Sairi, Takenouchi Yutaka, Kitamura Yukiya & Kubo Shiori
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