「カツベン映画祭」に活動弁士8名参加、フリッツ・ラング作品など生演奏とともに披露

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「新宿東口映画祭2023」の提携企画として、「第3回カツベン映画祭」が6月2日に東京・新宿武蔵野館で開催される。

「死滅の谷」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)

「死滅の谷」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)

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「第3回カツベン映画祭」チラシビジュアル

「第3回カツベン映画祭」チラシビジュアル[拡大]

かつて徳川夢声や山野一郎といった活動弁士が在籍し、活動写真の魅力を発信してきた武蔵野館。「カツベン映画祭」では武蔵野興業の全面協力のもと、現役の活動弁士たちが集結し、それぞれの得意演目を生演奏とともに贈る。

「ロイドの要心無用」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)

「ロイドの要心無用」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)[拡大]

弁士デビュー50周年を迎えた澤登翠フリッツ・ラング監督作「死滅の谷」、平成30年度の花形演芸大賞金賞に輝いた坂本頼光片岡千恵蔵主演の明朗時代劇「男達ばやり」、関西を中心に活躍中の大森くみこ内田吐夢による喜劇「」を披露。声優としても活躍中の山崎バニラハロルド・ロイドがビルの大時計にぶら下がる「ロイドの要心無用」、澤登の一番弟子・片岡一郎は日本初公開となる「沈黙」を担当する。

「國士無双」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)

「國士無双」場面写真 (写真提供:マツダ映画社)[拡大]

また出演者オーディションで「武蔵野館の舞台に立たせてみたい弁士」として3名の弁士を選出。山内菜々子はグレタ・ガルボのハリウッドデビュー作「イバニエスの激流」、縁寿は喜劇俳優ロスコー・アーバックルの主演作「デブ君の漂流」、植杉賢寿は伊丹万作が監督した時代劇「國士無双」を語る。

チケットは5月19日正午に新宿武蔵野館の劇場窓口およびチケットサイトで発売。席数限定の通し券はマツダ映画社で販売される。

「新宿東口映画祭2023」は5月26日から6月8日に新宿武蔵野館、新宿シネマカリテで開催。

第3回カツベン映画祭

2023年6月2日(金)10:00~ 東京都 新宿武蔵野館
料金:1プログラム 2000円(全席指定)/ 通し券 7000円(先行販売・席数限定)

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山崎バニラ @YamazakiVanilla

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