黄色いレンガの道を外れたら…？映画版「ウィキッド」場面写真が初公開

「クレイジー・リッチ！」のジョン・M・チュウが監督を務めた「Wicked（原題）」の場面写真が解禁。“西の悪い魔女”エルファバ役のシンシア・エリヴォ、“南のよい魔女”グリンダ役のアリアナ・グランデの姿が捉えられた。

原作は「オズの魔法使」の前日譚として執筆されたグレゴリー・マグワイアの同名小説。2003年に初演されたブロードウェイミュージカルでは、自由の国オズを舞台に、外見も性格もまるで異なる2人の魔女が相手を思いながらも、やがて対立の道へ駆り立てられていくさまが描かれた。トニー賞で3部門を受賞したことで知られ、日本でも劇団四季によって上演。2023年10月からは東京での10年ぶりの再演が決まっている。

ユニバーサルピクチャーズは「Wicked」を2部作として映画化。それぞれアメリカで2024年12月、2025年12月に公開される予定だ。舞台版を手がけた脚本のウィニー・ホルツマン、作詞・作曲のスティーヴン・シュワルツが映画版でも同じ役割を担う。エリヴォとグランデのほか、ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリーもキャストに名を連ねた。

ジョン・M・チュウは自身のInstagramで、ほうきを持ったエルファバと、ピンクのドレスを着たグリンダを捉えた2枚の場面写真を投稿。「あなたは全貌を知らされていなかった。黄色いレンガの道を外れると、何が起こるのか？」「現在オズでプロダクションのただ中にいます」とコメントしている。