デヴィッド・リンチの「オズの魔法使」への偏愛に迫るドキュメンタリー予告

デヴィッド・リンチと映画「オズの魔法使」の関係を紐解くドキュメンタリー「Lynch/Oz（原題）」の予告編がYouTubeで解禁された。

ヴィクター・フレミングが監督、ジュディ・ガーランドが主演を務めた「オズの魔法使」は、魔法の国へ迷い込んだドロシーが故郷のカンザスへ帰るため、不思議な冒険を繰り広げるミュージカルファンタジー。そのテーマ性やイメージは、リンチの初期の短編「アルファベット」から「ツイン・ピークス The Return」に至るまで、多くの監督作に意識的・無意識的を問わず影響を与えているという。

「Lynch/Oz」ではリンチの「オズの魔法使」への愛と執着を掘り下げ、影響や関係を分析。映画監督のジョン・ウォーターズやデヴィッド・ロウリーらが出演し、6つの異なる視点からリンチの作品群に対する新しい評価を与え、再解釈を促す。「ピープルVSジョージ・ルーカス」など特定の映画や監督を題材にドキュメンタリーを発表してきたアレクサンドレ・オー・フィリップが監督を務めた。

「Lynch/Oz」は12月2日にアメリカで劇場公開と配信がスタート。日本公開は未定。