シャオ・ジャンが目指す俳優像とは？中国ドラマ「これから先の恋」の“糖度”も語る

中国ドラマ「これから先の恋」より、シャオ・ジャンのインタビューが到着した。

本作はポジティブに夢を追いかける音大生リン・ジーシアオと、トラウマを抱えた優秀な外科医グー・ウェイが惹かれ合うハートフルラブロマンス。本作で現代ドラマ初主演を飾ったシャオ・ジャンは、自身が演じたグー・ウェイについて「彼はとても誠実な人で、真心があると思います。彼は子供の頃からいい家庭環境で過保護に育ってきたところがありますが、リン・ジーシアオが彼の世界の扉をドンと蹴破って入ってきたことで、人と人との間で真心と真心を交わし合うことの温もりを知るんです」と語る。

「グー・ウェイはドラマの前半と後半で大きなギャップがある」という意見に対して、シャオ・ジャンは「そうとも言えません」と述べ、「最初に監督とは前半のグー・ウェイをどう演じるべきか話し合ったんです。とてもクールで情を見せない人物として演じるべきかどうか、何度も何度も話し合った結果、あらかじめ人物設定を決め込まない方がいいと考えました。大事なのは自分なりに彼を解釈した結果、彼が今まさにしていることが理にかなっているかどうかということで、クールな人物を演じようとするのではなく、彼がその経験からどんな人物へと変わっていくのかを合理的に見せるべきだと考えました。そのため、表面だけにとらわれた役作りはしないようにしました」と述懐。続けて「脚本にはたびたび『クールな表情』と書いてありましたが、『クール』という状態をどのように解釈すべきか自分なりに消化して、彼が今まさに経験していることを分析するように心がけました」と振り返った。

またシャオ・ジャンは本作の甘いと感じたシーンについて「たくさんありますね。中盤から後半にかけて、基本的にはどのシーンも甘くてロマンティックですよ」と紹介し、「皆さんにはぜひ期待してほしいですね。糖度の高い甘いシーンの攻撃が次から次へと待ち受けています（笑）」と言及する。

そして自身が目指す俳優像に関しては「以前、友人と話し合ったことがあります。どんな俳優がいい俳優と言えるのか。多くの人から愛される俳優？ それとも孤高の俳優？ どちらがいいか定義することはできないと感じています」と言い、「ただ、僕としては皆さんから愛される俳優になりたいと思っています。なぜなら、俳優というのは観客に自分自身のエネルギーや態度を伝える仕事でもあると思うからです。皆さんから愛されること、それが僕の目指すところです」と伝えた。

全29話の「これから先の恋」はU-NEXTで独占先行配信中。Blu-ray / DVD SET1は発売中で、SET2とSET3はそれぞれ4月5日、5月10日にリリースされる。現在YouTubeでは第1話が特別公開中だ。