松井晴美がイラストコラムを描き下ろし！

松井晴美の描き下ろしイラストコラム。

松井晴美の描き下ろしイラストコラム。

いま日本で注目度No. 1の中国若手俳優、シャオ・ジャンとは？

「これから先の恋」より、グー・ウェイ役のシャオ・ジャン。

シャオ・ジャン（肖戦）は1991年10月5日生まれ。2016年に中国でボーイズグループ、X玖少年団（X-NINE）のメンバーとしてデビューして以来、歌手・俳優として活動する中国若手トップスターの一人だ。

2019年、ブロマンス時代劇ドラマ「陳情令」で主人公・魏無羡を演じた彼は、原作小説「魔道祖師」や先のアニメ化作品のファンも大絶賛する美しいビジュアルと繊細な演技で人気と評価を得て、国内外で大ブレイク。その後、日本でも「慶余年～麒麟児、現る～」「狼殿下‐Fate of Love‐」「斗羅大陸～7つの光と武魂の謎～」「男たちの勲章～栄光への旅立ち～」と次々と出演ドラマが紹介されてファンを増やし続けている。

そんな彼が初めて現代ロマンスドラマに主演して大ヒットした話題の新作が「これから先の恋」。中国で2022年に放送・配信された本作はテレビ視聴率で好成績を収めただけでなく、ウェブで1日最高再生数約2.3億回、エンタメ系ウェブサイト“猫眼電影”ではドラマランキング17日間連続1位を記録し、配信開始から19日間で累計再生数が30億回を突破した！

「これから先の恋」で堪能できる、シャオ・ジャンの3つの魅力

これまでのシャオ・ジャンは時代劇衣装で戦うヒーローのイメージが強かったが、「これから先の恋」で演じているのは真面目で優秀なエリート医師、グー・ウェイ。病院に勤めるグー先生は担当患者の娘で音大生のリン・ジーシアオと出会ったことで、仕事一辺倒だった生活が変わり恋する気持ちを知っていく。そんな現代ロマンスだからこそ楽しめるシャオ・ジャンの魅力を見ていこう。

1. 白衣＆メガネ姿から彼自身の私服まで！イマドキのおしゃれファッション

医師役ということで、もちろん白衣姿のシーンがいっぱい。すらっと背の高いシャオ・ジャンには白衣がよく似合う。また、パソコン仕事をするときはメガネをかけているのも、思わずキュン！ エリート医師らしい雰囲気が漂う新鮮な姿が楽しめる。

「これから先の恋」場面写真

さらに、彼はマスクをすると、キラキラした目ヂカラがいっそう際立つのに注目。劇中ではヒロインのジーシアオが病院で初めてグー先生と会ったとき、マスク姿の彼を見て「目に吸い込まれそう！」となるシーンが。ここは絶妙なライティングで、まさに後光が差している（！）シャオ・ジャンのアップのシーンとなっているので、視聴者もドキドキさせられてしまう。

なお、本作でシャオ・ジャンが着用している服はスタッフが用意した衣装だけでなく、彼本人の私服もけっこうあるのだとか。トラッドでも今っぽくて爽やかな彼らしいおしゃれなファッションも見逃せない！

2. 完全無欠ではないからこそ心に響く！等身大のリアルなキャラ設定

グー先生は優秀な上にカッコよく、常に真面目に治療に励み、患者に誠実に対応して子供にも慕われる優しい医師。でも、決して完全無欠のスパダリなどではなく、自信を失ったり悩んだりもする現実味のある男性像というのも、本作の見どころだ。

「これから先の恋」場面写真

ドラマの冒頭では、グー先生は手術した恩師を救えなかったことが心のトラウマとなっていて、外科医の道を諦めて別の科に移ることを考えている。それも彼が完璧主義で責任感が強すぎるため。そんな長所が彼の弱点にもなっているリアルなキャラ設定が心に響き、グー先生を見守らずにはいられなくなる。

しかも、グー先生が病院の屋上でジーシアオと2人きりのリラックスタイムを過ごすようになり、明るくポジティブな彼女に励まされ、恋に落ちていく過程は日常感のある胸キュンシーンが満載。一緒のイヤホンで音楽を聴いて癒されたり、一緒にコーラを飲んで元気をもらったり、一緒に暮れなずむ街を眺めてほっこりしたり……。こうして恋愛を通して自分を見つめ直すグー先生が、トラウマや困難を乗り越えて成長していく姿からも目が離せない！

左からヤン・ズー演じるリン・ジーシアオ、シャオ・ジャン演じるグー・ウェイ。

3. ヒロイン目線のカメラワーク！カノジョ気分が味わえるシチュエーション

本作はジーシアオ視点のカメラワークでグー先生を捉えるシーンが多いのも特徴。近距離からグー先生を見上げたり、思わず彼を目で追ってしまったりするシーンは、視聴者の視点と重なってトキメキ倍増だ。また、ジーシアオが見る夢や妄想シーンでは、カメラ目線でこちらを見つめるグー先生が、オトメの願望を満たす理想のカレシとなって、あんなことやこんなことをするシーンも!?

さらに、グー先生とジーシアオが初めての遠出デートで花火をバックにキスしたり、初めてのお泊りデートで寄り添って日の出を見たりするシーンは、どれも「こんなカップルになりたい！」と思える名場面ばかり。

「これから先の恋」場面写真

それだけでなく、部屋のソファでくつろぎながら一緒にインスタントカメラで自撮りしたり、「行ってらっしゃい」や「ありがとう」のキスをしたり、日常生活の甘いシチュエーションもたっぷり描かれるので、観ているこちらも思わず、シャオ・ジャンのカノジョ気分が味わえてしまうこと間違いなしだ。

普遍的テーマに共感…
豪華キャストが織りなす群像劇に心温まる

ヒロインを演じるのは「Go！Go！シンデレラは片想い」の国民的人気女優ヤン・ズー

リン・ジーシアオ役のヤン・ズー。

チェリストになる夢を抱く音大生ジーシアオを好演するのは「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」「Go！Go！シンデレラは片想い」などのヒット作に主演してきたヤン・ズー。彼女は子役から第一線で活躍し、Weiboで6000万人以上のフォロワーを持つ国民的女優だ。これまで彼女の相手役を務めてステップアップしていった俳優は少なくなく、撮影ではヤン・ズーのリードで2人がアドリブで演技することもあったという。

ちなみに、シャオ・ジャンはWeiboで「ヤン・ズーさんは私が役になりきるのを助けてくれました。ジーシアオの生き生きとして明るいところ、家族への愛情は一視聴者としても感動させられました」とコメントしている。

それぞれの家族ドラマにしみじみ＆感動…誰もが共感できるストーリー

左からヤン・ズー演じるリン・ジージアオ、ハオ・ウェンティン演じる母リー・フイジュエン。

シア・ジーチン演じるリン・ジージアオの父リン・ジエングオ。

本作は主人公カップルのラブストーリーだけでなく、2人を取り巻くホームドラマもじっくりと描かれるのも視聴者から好評だったポイント。チェリストになりたいというジーシアオに両親は大学院に行って先生になるよう勧め、ジーシアオとの結婚を考え始めたグー先生に両親は同じ医師と結婚した方がいいと言う。そんなふうに我が子に良かれと思ってアドバイスする親と、自分の夢や意志を理解してもらおうと頑張る子供の葛藤ドラマは、万国共通のテーマで誰もが共感できる。

また、胃ガンを患うジーシアオの父親をめぐる家族のドラマも、みんなで食卓を囲む微笑ましい日常風景のシーンから、思わず涙してしまうシリアスなシーンまで、喜怒哀楽に満ちたストーリーが綴られることに。こうした家族模様とともに主人公カップルの恋愛が多面的に描かれることで、よりいっそう深い感動が味わえる。

サブカップルにも注目！主人公カップルを取り巻く若手スターたち

リー・ユンルイ演じるシャオ・ジアン。

マー・ユージエ演じるガオ・シー。

グー先生がヤキモチを焼くことになる恋のライバル、バイオリニストのシャオ・ジアン役で「宮廷衛士の花嫁」などで人気急上昇中の爽やか美男、リー・ユンルイが出演。また、グー先生に長年片想いしている同僚医師ガオ・シー役を「破氷行動 ～ドラッグ・ウォーズ～」のクールビューティ女優、マー・ユージエが演じる。

ジャイ・ズールー演じるグー・シアオ。

リー・ムーチェン演じるシアオ・シャン。

さらに、どちらも奥手でじれキュンさせられるグー先生とジーシアオとは対照的に、男女の駆け引きを繰り広げていくグー先生の従弟グー・シアオとジーシアオの親友シアオ・シャンを演じるのは、「万華楼〈ばんかろう〉～金糸が紡ぐ運命の恋～」のジャイ・ズールーと「シンデレラ・プロセス～私を輝かせる恋と夢～」のリー・ムーチェン。この遊び人の御曹司と簡単には男性になびかないやり手女子というサブカップルの恋の行方にも注目だ。

「これから先の恋」第1話特別公開中

※記事初出時より本文の一部表現を修正しました。