【アカデミー賞速報】監督賞は「エブエブ」のダニエルズ、共同監督の受賞は15年ぶり

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を手がけたダニエル・クワンダニエル・シャイナートが第95回アカデミー賞の監督賞を獲得。共同監督の受賞はオスカー史上15年ぶりとなる。

左からダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート。

左からダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート。

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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ポスタービジュアル

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ポスタービジュアル[拡大]

本作は倒産寸前のコインランドリーを経営する主人公エブリンが、世界と家族を救うため並行世界(マルチバース)にはびこる悪に立ち向かう物語。アカデミー賞では最多10部門11ノミネートされ、これまでに助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞も受賞している。監督賞における共同監督の受賞は1962年「ウエスト・サイド物語」のジェローム・ロビンスとロバート・ワイズ、2008年「ノーカントリー」のコーエン兄弟に続く3度目となった。

左からダニエル・シャイナート、ダニエル・クワン。

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“ダニエルズ”と呼ばれる、1988年生まれのクワンと1989年生まれのシャイナート。2010年代の初頭から多数のミュージックビデオ、CM、短編映画を発表してきた彼らは、ユニークな視覚効果や特殊技術を用いた作風で知られる。2016年、無人島に漂着した青年が十徳ナイフのような万能性を備えた死体を使って故郷へ帰ろうとする「スイス・アーミー・マン」で長編デビュー。サンダンス映画祭で最優秀監督賞を受賞するなど評価を高めた。それぞれ単独でも監督として活動。ダニエルズとしての長編2作目となる「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」では脚本と製作も兼任している。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は全国で公開中。映画ナタリーでは引き続きアカデミー賞の受賞結果を速報でレポートする。

第95回アカデミー賞 監督賞

※★印が受賞者
★ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
マーティン・マクドナー「イニシェリン島の精霊」
リューベン・オストルンド「逆転のトライアングル」
スティーヴン・スピルバーグ「フェイブルマンズ」
トッド・フィールド「TAR/ター」

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読者の反応

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おミュータンツの宮戸フィルム @shingrass

きたああああああ!!!
作品賞もいくか? https://t.co/SQoEi31DD3

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