中谷美紀の怒り、菊池風磨の狂気がぶつかる「ギバーテイカー」クライマックス撮影レポ

「連続ドラマW ギバーテイカー」の撮影現場レポートが到着した。

すえのぶけいこのマンガをもとにした本作では、娘を殺された刑事・倉澤樹と猟奇的殺人犯・貴志ルオトの死闘が描かれる。中谷美紀が倉澤、菊池風磨（Sexy Zone）がルオト役を務めた。

今回解禁されたのは、クライマックスにあたる倉澤とルオトが再対峙したシーンの撮影レポート。倉澤の“怒り”とルオトの“狂気”がぶつかり、これまでベールに包まれていた真実が明らかになる場面だ。

倉澤とルオトが互いに銃を構え、熾烈な心理戦を繰り広げる同シーン。台本では12ページにわたる。中谷は銃などの小道具を扱いながら倉澤の心情を繊細に表すため、監督の鈴木浩介らと綿密な話し合いや確認を重ねていく。菊池はその姿を少し離れたところから見つめつつ、一人静かに集中していた。

撮影は長回しで一気に行われた。中谷は、倉澤の心の痛みを一挙手一投足に反映し、セリフなしで表現して「心が震えるとは、このこと」とスタッフたちから絶賛される。菊池は狂気を帯びた表情でルオトを演じ、追加指示にもすぐ応えてみせる。そして鈴木に「最高！ “よくできました”のスタンプを押してあげたい！」と肩をたたかれると、菊池は安心した様子でうれしそうに笑った。

「連続ドラマW ギバーテイカー」最終話は、本日22時よりWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送。WOWOWオンデマンドでは全話が配信中だ。