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本作のテーマは、入浴の精神と様式を突き詰めることで完成する“湯道”。劇中では銭湯で働く人、銭湯へ通う人、そして湯に魅せられた人たちの姿が映し出される。生田が銭湯を営む実家に戻ってきた主人公・三浦史朗、濱田が弟の三浦悟朗、橋本が銭湯で働く秋山いづみを演じた。
まず生田は「(2月6日の)“お風呂の日”にお風呂の話をできるのはとてもうれしいです」と挨拶。濱田は「銭湯文化が消えかけていることにすごく寂しい気持ちがあって……。僕が銭湯業界を背負って立つ必要はないんですが(笑)、この作品でまた文化を維持したり復活できたりしたら」、橋本は「湯道というのは聞き慣れない言葉ではありますが、お風呂ってこんなに奥が深いものだったのかと。湯堂にも流派が今後増えていくんじゃないでしょうか」と今後の風呂文化への期待を述べる。また本作が第25回ウーディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門に正式出品されることについて、生田は「お湯に浸かるのって独特の文化だと思うんですが、この映画が海外の方からどういうふうに捉えられるのかすごく興味深いです。『セントウイキタイ』って感じですかね」と片言の日本語を交えながらコメントした。
続いて話題は、入浴時のルーティンへ。生田が「お風呂に入ったあとは、水滴を取るためにワイパーをかけます。水垢がたまるとゴシゴシしなくちゃいけなくて大変」と話すと、濱田も「酔ってるときは僕もシュパーンと(ワイパー)やりたくなっちゃう」と笑いながらうなずく。「こだわりがありすぎる」という橋本は「浴槽の水位もこれくらいかなとか、シャンプーボトルを浮かして収納できるようにしたり、ワイパーもかけて、浴室乾燥もします」とコメント。生田も「僕も浴室はカッピカピにしたい派です」と強く同意する。
「共演者の魅力は?」と問われた生田は「濱田岳って人は、本当に人に愛される人間なんですよ。(ロケ地の)京都の職人さんスタッフさんから『岳ー』と呼ばれていつも愛されていて。悪ガキっぽいところが魅力かなと思います」と答え、対する濱田は「斗真さんは優しさにあふれている人です。僕は一人っ子なので、役の兄弟感をどうしたらいんだろうと思ったんですが、でも弟役なんだから思い切って甘えればいいやと。斗真がそれを受け止めてくれる人だったので、全然苦労もありませんでした」と信頼を垣間見せる。
橋本は「現場では決まり事が多い中、2人とも自然体な方なのですごく居心地がよくて。カメラが回っていないときも、そのままの空気で安心感がありました」と振り返り、撮影所内に作られた銭湯の巨大セットに関しては「お風呂や脱衣所の部分だけセットが作られているということではなかったので、全部続けて撮影できるのがやりやすいなと思っていました」と述懐した。
イベントの最後には、会場に質問を投げて目標人数ピタリ賞を狙うコーナーも実施。まず本番前に生田が「生田斗真よりなにわ男子のほうが好きな人は?」「今日はいないよね?」とジャブを打つと、YESの解答ボタンを押した人数が「18人」と表示され、会場に笑いが起こる一幕もあった。そして登壇者たちが真剣に勝者プレゼントを狙う中、橋本は「私と同じように、自宅にビールサーバーを導入している人は?」という質問でピタリ賞を獲得。温泉宿のチケットを手に入れて、うれしそうに会場をあとにした。
鈴木雅之が監督した「湯道」は2月23日より全国ロードショー。
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