「ウーマン・トーキング 私たちの選択」来年初夏に公開、GGでは脚本賞ノミネート

「Women Talking」が「ウーマン・トーキング 私たちの選択」の邦題で2023年初夏に公開決定。第80回ゴールデングローブ賞に脚本賞・作曲賞の2部門でノミネートされた。

本作はモロツナという架空の町を舞台に、近代文明を排した生活を続ける“メノナイト”と呼ばれるキリスト教の一派のコミュニティを描いた物語。長年にわたって女性たちはレイプ被害に遭っていたが、男性たちからは「悪魔の仕業」「作り話」と否定されていた。あることをきっかけに女性たちは小屋に集まり、男たちが街へと出かけている2日間、自分たちの被害と未来について議論を始める。

原作はミリアム・トウズがボリビアのコロニーでメノナイトの女性たちが相次いで強姦された実際の性犯罪を題材に執筆した同名小説。「テイク・ディス・ワルツ」「物語る私たち」で知られるサラ・ポーリーの10年ぶりの長編監督作となる。ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンドがキャストに名を連ねた。

なお第80回ゴールデングローブ賞の授賞式はアメリカ現地時間1月10日に開催。