内田慈の主演作「あの子の夢を水に流して」熊本で先行上映、来春に全国公開

内田慈の主演作「あの子の夢を水に流して」が、明日12月2日より熊本で先行上映。2023年春に東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

「マジックユートピア」の遠山昇司が監督した本作は、熊本・球磨川を舞台とした生命をめぐる物語。生後間もない息子を亡くした瑞波は失意の中、10年ぶりに故郷である熊本・八代に帰省する。彼女は幼なじみの恵介と良太に久しぶりに再会。3人で豪雨災害の傷跡が残る球磨川を巡ることに。そして3人はそこで、不思議な現象を目の当たりにする。内田が瑞波を演じ、玉置玲央が恵介、山崎皓司が良太役で出演。加藤笑平、中原丈雄もキャストに名を連ねた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

なお本作はブラジルで開催された第12回バウネアーリオ・コンボリウー国際映画祭の長編コンペティション部門に正式出品されたほか、イタリアで行われる76回サレルノ国際映画祭の長編コンペティション部門、メキシコで行われる第12回オアハカ映画祭の長編コンペティション部門、インドで行われる第28回コルカタ国際映画祭のアジアンセレクト部門に正式出品されている。