山崎努が俳優業の原点を掘り起こす、初の自伝「『俳優』の肩ごしに」本日発売

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山崎努の自伝「『俳優』の肩ごしに」が、本日11月19日に日本経済新聞出版より刊行された。

「『俳優』の肩ごしに」書影(帯あり)

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『俳優』の肩ごしに

山崎努「『俳優』の肩ごしに」
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本書は、2022年8月に日経新聞の朝刊に全30回にわたって連載された「私の履歴書」の書籍化。山崎が自身の半生をまとまった形で振り返るのは今回が初めて。連載では掲載されなかった章も多数収録。山崎は数多くの俳優、作家、映画監督らとの出会いを振り返りながら、なぜ自分が俳優になったのか原点を掘り起こしていく。父の肩ごしに見たある記憶が俳優業の原点になったという少年時代、マーロン・ブランドに影響され俳優を志した高校時代についても明かされた。

山崎が強烈な存在感を残したテレビドラマ「早春スケッチブック」の脚本家・山田太一、常連俳優として何度もタッグを組んだ映画監督の伊丹十三、親友となった英国の俳優・演出家テレンス・ナップとの話題も。ほかにも芥川比呂志岸田今日子森繁久彌三船敏郎寺山修司和田勉らの名前が挙がった。

山崎はあとがきで「それほど昔でなくとも、過去の自分はもう別の人格ではないかと感じてしまう。そんな思いを抱いてこの回想記を書いた。遠い努くんと近い僕との間を往き来した。人は皆、与えられた役柄のなかで生きている。この本のタイトルを「『俳優』の肩ごしに」としたのはその意を込めたつもり。頭に浮かんでくるのは圧倒的に人、人、人。文脈上登場してもらえなかった大切な人物も大勢いる。念が残るが仕方ない」とつづっている。価格は税込1650円。

※山崎努の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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