A24が
1963年公開の「天国と地獄」は、お抱え運転手の息子が誤って誘拐され、身代金を要求されたことから恐喝の被害者となる靴会社の重役・権藤を主人公にしたサスペンス。特急のこだま号を利用した身代金の奪取という意表を突く描写が話題を呼び、これを模倣した誘拐事件が実際に発生したことでも知られる。
A24はリメイク版となる「High And Low(原題)」をエスケイプ・アーティスツ、マンダレイ・ピクチャーズと共同でApple Original Filmsとして開発。この3月に撮影を開始する。リーとワシントンのタッグは、2006年の「インサイド・マン」以来となる5回目。リーはテレビシリーズ「Model Caterer's」を手がけたアラン フォックスと共同で脚本を執筆した。
Deadlineの報道によれば、昨年の全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより、ワシントンが出演する「グラディエーター」の続編の撮影が中断されていたとき、このアイデアが浮上。ストライキが終わり「グラディエーター」の撮影も完了したため、ワシントンにとって「High And Low」が優先事項となったという。
「High And Low」はApple TV+での世界配信に先立つ劇場公開も予定。公開時期は未定のため続報を待とう。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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A24が黒澤明「天国と地獄」をリメイク、監督スパイク・リー×主演デンゼル・ワシントン https://t.co/Ft2bNROYWV