松本まりか、愛を求めるシングルマザーを熱演「夜、鳥たちが啼く」場面写真

「夜、鳥たちが啼く」より、松本まりか扮するヒロイン・裕子を捉えた新場面写真が到着した。

城定秀夫が佐藤泰志の短編小説を映画化した「夜、鳥たちが啼く」。破壊衝動を内に秘めた売れない小説家・慎一と、愛をあきらめかけたシングルマザー・裕子のいびつな“半同居生活”が描かれる。山田裕貴が慎一を演じた。

場面写真には、エプロン姿の裕子の母親としての一面や、息子のアキラを後ろから抱く幸せそうなカット、心の隙間を埋めるため行きずりの出会いを求めて夜の街へと出かけて行く様子など、さまざまな表情が捉えられている。

アキラを演じたのはオーディションで選ばれた子役・森優理斗。松本は彼との撮影を「初めて会ったときの可愛いという感覚が、撮影を通して、じわじわと愛おしいという感覚になって体に染み込んでいきました。母親が息子に感じる感覚と似ているのかなと」と振り返る。また撮影後には「現場で時間を重ねていく中で、はっとする気づきがたくさんありました。裕子という役にとっても、私にとっても。すごく大切な経験をさせてもらえた作品です」と手応えを明かした。

「夜、鳥たちが啼く」は12月9日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

※「夜、鳥たちが啼く」はR15+指定作品