インド映画「
1920年、英国植民地時代のインドを舞台とした本作。捕らわれた少女を救い出す使命を背負ったビームと、英国の警察官であるラーマは、互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となる。しかしある事件をきっかけに、2人は究極の選択を迫られることに。ラーマ・ラオ・Jr.がビーム、チャランがラーマを演じた。
ラージャマウリは「キャスト2人は映画の中だけでなく実生活でもすごく仲がいいんです。作品を最後まで観ると、2人のことを皆さん愛してくれるんじゃないでしょうか」と述べ、「お約束できるのはこの映画は10分ごとに感情をかき立てるということです」と語る。
続いてラーマ・ラオ・Jr.が「日本に来るということ。それは生涯の内に必ずやりたいことの1つでした!」と、チャランが「僕も、赤ちゃんの頃からやりたいことリストに来日が入っていました!」と笑顔を見せると、会場から大きな拍手が。ラーマ・ラオ・Jr.は「『バーフバリ』を作ったことからもわかる通り、監督はもっとも偉大な監督です。そんな監督に導かれて、来日できたこと、誇らしい気持ちです」と胸を張る。チャランは「監督の作品は毎回インドの誇りとなるような作品。監督の旅の一部となれたことが誇らしいです」と喜びを伝えた。
ラージャマウリは「『マガディーラ 勇者転生』には“100人斬りシーン”がありましたが、ハードルを上げようと思って今回は1対1万人にしました。不可能だと思っていたんですが、実現できたんです」と回想し、「もう1つ実現させたかったことは、1人の人間が虎のように唸り声をあげて、虎を怖がらせること。それがどれぐらい大変なことなのか、挑戦したかったんです。N・T・ラーマ・ラオ・Jr.さんがいたから、実現できました!」と報告。そして「この映画を観れば、友情の温かさを家に持ち帰ってもらえると思います。皆様が与えてくれた愛と温かさを『RRR』でお返しできるのではないでしょうか」とアピールし、イベントの幕を引いた。
「RRR」は全国で公開中。
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