山田杏奈主演の「山女」に三浦透子らが参加、東京国際映画祭版のポスターも

山田杏奈の主演作「山女」より、追加キャストと第35回東京国際映画祭バージョンのポスタービジュアルが解禁された。

10月24日から開催される同映画祭のコンペティション部門に出品される本作。自然の脅威を前にした村社会の閉鎖性と集団性、また信仰の敬虔さと危うさをテーマに、主人公の少女・凛が自分の意志で生きていく姿が描かれる。山田が凛、森山未來が凛と信頼関係を築く謎の存在・山男、永瀬正敏が凛の父親・伊兵衛に扮する。監督は「リベリアの白い血」「アイヌモシリ」の福永壮志が務めた。

新たに出演が発表されたのは8名。凛の幼なじみである泰蔵役に二ノ宮隆太郎、泰蔵に思いを寄せる村娘・春役に三浦透子がキャスティングされたほか、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんが脇を固める。ポスターには「この山でわたしは人間になれた」というコピーとともに、天を仰ぐ凛の姿が捉えられている。

「山女」は2023年に公開。

※「アイヌモシリ」の「リ」は小文字が正式表記