森田和樹の監督最新作はサスペンス×コメディ、製作資金を募集開始

「されど青春の端くれ」「ファンファーレが鳴り響く」などの青春映画で知られる森田和樹。彼の監督最新作「井東探偵事務所/時給1041円」の製作支援クラウドファンディングが本日10月3日にCAMPFIREでスタートした。

「サスペンス×コメディ」をテーマにした本作は、この世に未練を残して死んでしまった探偵・井東進を主人公とした物語。生前住んでいた探偵事務所である人の帰りを待っている井東は、彼の姿が見える刑事・酒井俊己の事件捜査を手伝っている。井東役を「くそガキの告白」の今野浩喜が務め、井東の大学時代からの友人・酒井役に鈴之助、井東の助手・今野圭子役に冨手麻妙、新人刑事・高松美智香役に雪見みとが起用された。主題歌はバンド・ネズミハナビが制作中で、劇中音楽は「カメラを止めるな！」にも参加した永井カイルが担当。2020年に設立された制作会社・アエロが製作を手がける。

製作資金の募集期間は11月2日22時まで。目標金額は100万円で、リターンには本編とメイキングを収録したDVD、完成記念トークショーへの招待、森田の映画制作セミナー参加券などが用意される。

自身初のコメディ作品に挑む森田は「とにかく映画制作が好きで、自分にしかない言葉や物語を作る事が大好きです。今回自分の好きが伝わる作品を作りたく、脚本も何度も何度も改稿し、映画の中の出来事を想像して過ごしています。この作品に集まってくれる俳優やスタッフ達を信じて傑作を作りたいです。今回お気に掛けてくださった皆様にお力をお貸し頂けたら嬉しいです」とコメントしている。

森田和樹 コメント

2019年に劇場公開作を作る前はひたすらに自主制作を制作しておりました。
2015～2019年の間に短編5本、長編1本作りました。
全部20万程度でのお金で（それ以上は出せなかった…）で、制作して来ました。
これらは制作するお金は自分の生活費からです。
その時はただのフリーターで、生活費と別に20万出すは苦しく、夢だけを考えて過ごしてきました。
とにかく映画制作が好きで、自分にしかない言葉や物語を作る事が大好きです。
今回自分の好きが伝わる作品を作りたく、脚本も何度も何度も改稿し、映画の中の出来事を想像して過ごしています。この作品に集まってくれる俳優やスタッフ達を信じて傑作を作りたいです。
今回お気に掛けてくださった皆様にお力をお貸し頂けたら嬉しいです。