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醍醐は映画公開を迎えた気持ちを「最高です!」と表現。駒木根は「僕は41歳なんですが、撮影時はみんな同級生って感じでした。でも久々に会ったら皆さん雰囲気がガラッと違っていてかっこいいので……ちょっと恥ずかしくもあるというか」と言い、「皆さん、髪の毛もちょっと遊ばせてますね……」と劇中の坊主頭とのギャップに驚いた様子を見せた。また飯塚は「現場はおじさんばっかりだったので、本当に同級生に見えたのかな?と(笑)。でも真剣に野球を追いかけていると、不思議とタメに見えてくるものだなと思いました」と振り返る。
「印象的だったシーンは?」と尋ねられた黒羽が「引退ノックシーンですね。体力ギリギリでした。いっちーさん(市川)は寝そべってましたもんね」と答えると、市川も「俺が一番疲れてた」と苦笑い。醍醐は「僕は体力には自信あったんですが、終わったあとみんな倒れていって……(笑)。僕も足に乳酸が溜まって立てなくなって、限界に……」と語った。続けて黒羽は「現役の高校球児の練習くらいの疲労度だったので、追い込まれましたよね。でも3年生にお礼を言う場面というのもあって、気持ちが入るシーンでした」と回想する。
「男性キャストばかりの中で大変だった?」と聞かれた浅野は「私自身がラグビーをやっていたので、男だらけなのは違和感なかったです。高校時代を思い出すような現場で年齢関係なく仲良いんだと伝わってきました」と和やかな雰囲気を伝えた。また鬼監督・原田を演じた
また駒木根が醍醐の野球センスを「野球をやったことがないというのに、めちゃくちゃ才能があると思った」と称賛すると、野球経験者の黒羽も「最初の練習からできあがっていた感じがあるよね。フォームとか」と同意。喜んだ醍醐は「本当? 草野球やろうかな」とノリノリに。黒羽からは「『花束を』チーム作ろうよ! ユニフォームももうあるし!」と提案を受けていた。
終盤には、高嶋が「何髪の毛伸ばしてんだ!」とバットを振り上げながらサプライズで現れ、“ビビる”登壇陣へ花束を渡していった。「誰1人高校生が出ていないのに、高校生に見えるのがすごいよね」と本作について語りつつ、「アドリブについてですが、始まる寸前に監督がこそっと言ってくるんですよ。『野球に狂え!』のシーンも、段取りをやったあとに『あそこもうちょっといけますよね』と言われて。どこでカットかけるかせめぎ合いでしたよね」と述懐。飯塚は「ああいうシーンがあると、映画撮ってるって感じがしますよね」と笑顔で振り返った。
「野球部に花束を」は全国で公開中。
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
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