上白石萌歌が暴走？高橋恭平・木村柾哉・中島颯太ら総勢12名でロマンティック3番勝負

映画「ロマンティック・キラー」の初日舞台挨拶が、本日12月12日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの上白石萌歌、高橋恭平（なにわ男子）、木村柾哉（INI）、中島颯太（FANTASTICS）、髙橋ひかる、森香澄、醍醐虎汰朗、犬飼貴丈、西垣匠、ゆうたろう、内藤秀一郎、豊田裕大、監督の英勉が登壇した。

百世渡の同名マンガを実写化した本作では、絶対に恋愛したくない高校生・星野杏子の前に、恋愛エネルギーを糧にする魔法使い・リリが現れ、“ロマンティックトラップ”を仕掛けるところから物語が展開。上白石が杏子、高橋がクール系の転校生・香月司、木村が野球部のエースで杏子の幼なじみ・速水純太、中島が上から目線な“某国”の王子様・小金井聖を演じた。

イベントの模様は全国117館に生中継。上白石は「皆さん、ロマンティックに包まれる覚悟はできていますでしょうか？ ここにいる1人ひとりが杏子です。降りかかるロマンティックを果敢にぶった斬っていってください！」と力強く呼びかけ、高橋は「この映画でロマンティックを100％充電していただけたら」と続ける。

木村は地元・愛知の中継会場に手を振りつつ「髪色も変わって純太の面影は1mmもないんですけど（笑）」と笑いを誘い、中島は「ニューヨークの皆さん！ ……すみません、大阪でした」とボケを挟んで「本当に笑える、そして全キャラクターが魅力的な映画になっています」とアピールした。

数多のロマンティックに杏子が立ち向かうことにちなみ、イベントでは「ロマンティック対決・3番勝負」を実施。高橋・木村・中島・醍醐・犬飼・西垣・ゆうたろう・内藤・豊田の“ロマンティックチーム”と、上白石・髙橋・森の“キラーチーム”が真剣バトルを繰り広げた。

1つ目の「ロマンティック数字合わせ」は、好きな数字をフリップに書いて、チーム全員で合計69（ロマンティック）ぴったりを目指すゲーム。木村が直球で「69」と書いた一方、内藤が「-69」とバランスを取ったものの、合計37という微妙な結果となり「ビビりすぎたか？」と反省の声が飛び交った。一方、キラーチームは髙橋と森が「69の3等分」で“23”と息ぴったりの連携を見せるも、上白石が「-11」と書いてしまい合計は35。ロマンティックチームの勝利となった。

2つ目の「ロマンティック絵しりとり」では、制限時間69（ロマンティック）秒の中で、絵しりとりをどこまでつなげられるか競っていく。ロマンティックチームは9人全員が順番に描き上げ、なんとかつながったものの、後半は絵の判別が難しくなるなど混沌が加速。それでも人数の多さで押し切る形となった。対するキラーチームは散々な結果となり、さらに焦った上白石が暴走し始め、中島から「さっきから萌歌氏は何をやってるの？（笑）」とあきれられる始末となった。

最後の「ロマンティックニャーニャーゲーム」は、ロマンティックチームから誰か1人が猫の鳴きまねをし、「誰が“ニャー”と言ったのか」をキラーチームが推理するというもの。キラーチームの要望で、まず男性陣が1人ずつ「ニャー」を披露したのちゲーム本番へ。キラーチームは犬飼を指名するが、本人は「苗字が犬飼で“ニャー”はないでしょう」と一蹴。正解は醍醐で、ロマンティックチームの完全勝利となった。

いいところを見せられなかったキラーチームだが、英は「もっとできる子たちなんですけど（笑）。映画は本当にしっかり作っていますので！ 楽しんでください」と笑顔で締めくくる。上白石は「究極の人間愛の映画です。ひとりぼっちだった杏子が、人と関わる素晴らしさを知り、皆さんの心を満たせる映画になっています」と温かいメッセージを届けた。

「ロマンティック・キラー」は全国で上映中。

「ロマンティック・キラー」初日舞台挨拶 冒頭コメント

上白石萌歌

皆さん、ロマンティックに包まれる覚悟はできていますでしょうか？ ここにいる1人ひとりが杏子です。降りかかるロマンティックを果敢にぶった斬っていってください！

高橋恭平

皆さん、まだロマンティックが足りていないと思うので、この映画でロマンティックを100％充電していただけたらと思います。

木村柾哉

（手を振りながら）愛知県の皆さーん！ 約1年前に撮影をして、やっと公開日が来ました。髪も伸び、髪色も変わりまして。純太の面影は1mmもないんですけど、ロマンティックで世界をあふれさせるようにこの映画を作りました。この冬、何度もロマンティックに溺れていただけたらと思います。

中島颯太

出身地のニューヨークの皆さん……すみません、大阪でした。大阪の皆さん、楽しんでいますか？ ついに「ロマンティック・キラー」がたくさんの人に届く日が来たことが心よりうれしいですし、本当に笑える、そして全キャラクターが魅力的な映画になっています。

髙橋ひかる

今日は皆さん、ロマンティックを浴びすぎて肌がちゅるちゅるになっちゃうと思います！ ロマンティックを浴びて、浴びて、浴びまくって帰ってください。

森香澄

今日は皆さん顔がニコニコで、すでにロマンティックを感じていらっしゃると思いますが、これから上映もありますので、さらにロマンティックを感じていただいて。私はスパイスを作品に加えているので、そこも楽しみにしていただけたら。

醍醐虎汰朗

ロマンティック男子役の醍醐虎汰朗です。ここにいる皆さんとは、今日が始めましての方がほとんどで。映画自体もちょっとしか出ていないんですけど、このように宣伝に立たせていただけてうれしいです。

犬飼貴丈

映画「ロマンティック・キラー」でロマンティック・キラー役を演じさせていただきました。ロマンティック・キラー的には、皆さんすごくロマンティック・キラーな感じで。……すみません、美容男子を演じさせていただきました。めちゃくちゃ撮影が楽しくて、（泣くふりをしながら）内容もすごく感動して……僕の代表作になると思います……。皆さん、ぜひご覧ください。

西垣匠

謎の大正詰襟男子を演じました。撮影では、なんだか「懐かしいな」と思いながら演じていました。ちょっと戦ったりもしているので、ぜひお楽しみいただけたら。

ゆうたろう

謎の小学生探偵役のゆうたろうと申します。ビッグプロジェクトにわずかながら参加させていただけてうれしいです。個人的な話をすると、初めての映像作品、初めての映画が英監督の作品で、萌歌ちゃんも出ていて。僕としてはまた違ったエモーショナルな気持ちがあってうれしいです。

内藤秀一郎

謎の秀才男子役を演じました。撮影の話もいっぱいしたいんですけど、1つ愚痴があって。映画のポスターがあるじゃないですか、あれ、僕だけブスすぎません？ 恭平とかすごいカッコつけてるのに、その横で髪の毛引っ張られてとんでもない姿の僕がいて。今日は絶対愚痴を言おう！と思っていました（笑）。

豊田裕大

謎の自転車男子役を演じました。神奈川県とサウジアラビアの皆さん、元気ですか？（笑） 僕は先に作品を観ていて、そのときからずっと肌がちゅるちゅるです。皆さんこれから1年ぐらいは続くんじゃないかなと思います。ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです。